【TORAO35】初回は上を取った2022年新人王・安海、最終回はライト級転向の結城がバック奪取=ドローに
<ライト級/5分2R>
結城大樹(日本)
Draw.1-0:20-18.19-19.19-19.
安海健人(日本)
安海が右に回ってワンツーを繰り出す。ダブルレッグで組んだ結城がバックを狙いながら引き込んだ。起き上がる安海に対し、左足を差し入れた結城がバックへ。ケージキックでグラウンドに引き戻した結城だが、安海も反転してトップを奪取する。結城はクローズドから足を上げていく。安海の肩まで足をかけた結城は、安海は右ヒジを落としてきた瞬間にシングルレッグで組んだ。安海は巻き込んで袈裟固めでトップを維持した。
最終回、結城が左ジャブを突くと、安海が左インローを返す。結城はワンツーから足を払うが倒せず。組んだ結城が首を抱えられて袈裟で押さえ込まれるも、そのまま首を抜いてバックに回った。立ち上がる安海。結城は1Rと同様、片足を差し入れてバックマウントを狙い続ける。ボディロックからグラウンドに引きずりこんだ結城は、すぐさまバックマウントを奪取。ボディトライアングルからRNCを狙う。暴れる安海の体を伸ばし、左腕を首に回してパームトゥパームで絞め上げる。凌ぐ安海に対し、セットアップし直した結城が左腕を深く入れるが極めることはできず。右腕に切り替えたが、安海が極めさせず試合終了となった。
1Rは結城がバックを奪いきれず、トップに回った安海。2Rは確実に結城――結果、ラウンドを分け合ってドローとなった。