【Challengers】土俵際ザロムスキー、スピリットウルフ戦
4日(木・現地時間)にストライフォースから、19日(金・同)に行われるStrikeforce Challenger SeriesでDREAMフェザー級GP王者マリウス・ザロムスキーが、ワーチーム・スピリットウルフと対戦することが発表された。
【写真】ストライクフォース3戦目、勝利が絶対に必要となったマリウス・ザロムスキー (C) KEITH MILLS
今年の1月に鳴り物入りでストライクフォース参戦を果たしたザロムスキーだが、ニック・ディアズとのウェルター級王座決定戦に敗れると、6月にはミドルから階級を落としてきたエヴァンゲリスタ・サイボーグにも158秒でTKO負けを喫してしまった。
ディアズ戦後からAKAでトレーニングを積むようになったザロムスキーが、ミシシッピー州ジャクソン・コンプレックスで対戦するのは、10月22日のチャンレジャーズでビリー・エヴァンゲリスタに165ポンド・キャッチウェイトマッチで敗れたばかりのスピリットウルフ、敗北は許されない。
独占契約でないため、UFCのようなリリース=都落ちという印象は少ないストライクフォースといえども、さすがに3連敗を喫してしまっては、次のチャンスは与えられないばかりか、他プロモーションでの活動にも影響を及ぼす。MMAファイターとして、将来が左右される一番に挑むザロムスキーだ。
ダン・ヘン参戦、ヒョードル敗北、アリスター&ニック・ディアズ、メレンデス×トムソンIIIへ――などなど、話題は提供するがストーリーラインが明確でない印象も強い最近のストライクフォースだが、チャレンジャーズは実力勝負の世界。初戦で思わぬ敗北を経験しているシャオリン・ヒベイロもザロムスキー同様に、勝利+インパクトが必要になる。
■Strikeforce Challengers対戦予定カード
<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ウィルコックス(米国)
ヴィトー・シャオリン・ヒベイロ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
アントワン・ブリット(米国)
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
<女子ウェルター級/5分3R>
ジェン・フィニー(米国)
リズ・カーモーシェ(米国)
<ライト級/5分3R>
カーロス・フォドー(米国)
デレック・ギャツェル(米国)
<ウェルター級/5分3R>
マリウス・ザロムスキー(リトアニア)
ワーチーム・スピリットウルフ(米国)