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【UFC120】右スト+左フック、相打ちはコンディットに凱歌

2010.10.17

<ウェルター級/5分3R>
カーロス・コンディット(米国)
Def.1R4分27秒/TKO
ダン・ハーディ(英国)

前の試合を上回るような大歓声を背に、ハーディが小気味良いローを走らせる。さらに左ミドルを蹴り込むハーディは、ローからパンチにつなげていく。ハーディの左ジャブをよけて、右ミドルを放ったコンディット。続いてスピンニングエルボーを放つが、ハーディはしっかりとブロックする。

左右のフックから右ハイ、さらに左ミドルを見せたコンディットは、ハーディのフックを受けて、距離を取り直す。左ローからショートレンジのパンチ、さらに左ミドルに繋げたコンディット。直後に両者、同時に右から左フックを放つと、やや内側を通ったコンディットのパンチが、見事にハーディのアゴ先を捉える。

この一撃で、完全に体の軸を失ったハーディは、後方に大の字に。さらにパウンドを2発落としたコンディットが、英国ファンの声援を悲鳴に変える衝撃的なKO劇を見せた。

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