【Road to UFC2024Ep04】透暉鷹の相手はバールガンに。日=4、韓=2、印=2、比=1、中国は7人が準決へ
<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
チィルイイースー・バールガン(中国)
Def.2R4分28秒by RNC
リー・ユンフン(中国)
昨年の初戦で上久保周哉に敗れたバールガンは、UAEWとAlash PRIDEという厳しい戦場で勝利しRoad to UFCに戻ってきた。代役&スクランブル出場=サウスポーのリーに対し、バールガンが左ロー。ダブルレッグで飛び込むが、リーが切る。そのリーは左インローを蹴る。慎重な立ち上がりとなり、両者揃って手数が少ない。半分を過ぎ、バールガンが2度目のダブルレッグも、イーがここも切って離れる。3度目のアテンプトでテイクダウンを決めたバールガンは、三角狙いを防いで左足を抜いてハーフへ。バールガンは枕で圧を掛け、エルボーを落とす。クルスフィックスから肩固めを狙ったバールガンだが、リーが察知する。それでも枕で抑え、パスの圧からエルボーを落としたバールガンが初回を取った。
2R、右フックを当てたバールガンがテイクダウンのフェイクを見せる。リーは後ろ回し蹴りの直後にシングルレッグでテイクダウンを許し、ギロチンも封じられる。パス狙いのバールガンは、リーのオクトパスガードを潰して左のパンチを落とす。さらに足を畳んでパスを決めると、そのままバックへ。両足をフックしたバールガンがパンチを入れて背中を伸ばしに掛かる。立ち上がろうとして潰されたリーは、ついに背中が伸びパンチを落とされる。一旦上を向き、殴られて背中を見せたリーだがRNCのセットアップは許さない。
残り90秒、襷から絞めを狙うバールガンがRNCを組み、背中を反らせるとリーを落として準決勝進出=透暉鷹と戦うことになった。
Road to UFC2024年開幕戦を終え、日本勢はバンタム級の透暉鷹、フェザー級の原口伸&河名マスト、女子ストロー級の本野美樹がセミファイナルに歩を進めることになった。韓国勢はフライ級のチェ・ドンフンとバンタム級のユ・スヨン、インドからはアンガド・ビシュトと英国籍のキル・シン・サホタの2選手、フィリピンはルエル・パニャーレス、そして中国勢はバンタム級でバールガンとダールミス・チャウパスウィ、フェザー級はシェ・ビン&チュウ・カンチエ、 女子ストロー級はシー・ミン、ドン・フアシャン、フン・シャオカンと7名が残っている。