この星の格闘技を追いかける

北米MMAワールド一休みも英国&ブラジルが熱い!

2008.07.11

 (C) MMAPLANET先週末5日の『UFC86』、19日の『アフリクション』旗揚げ&UFCファイトナイトの開催、さらには26日の『CBS EliteXC SATURDAY NIGHT FIGHTS』ライブと続く北米メジャーの動向だが、今週末12日(土・現地時間)はエアポケット状態。足並みをそろえたようにビッグプロモーションのイベントが行われない。

【写真】崖っぷちのフィル・バローニが、一呼吸置く北米を離れ英国へ (C) MMAPLANET

そこで北米メジャーが動かないなら――、というわけではないが、英国&ブラジルでMMAファンなら無視できない3つのMMAイベントが行われる。ロンドンとノッティンガム、150キロほど離れた二つの都市で二つの老舗プロモーション=ケージレイジとケージウォリアーズがイベントを開く英国。EXC系のケージレイジでは、フィル・バローニのウェルター級転向第一弾、女子マッチ、英国の戦うブラピことブラッド・ピケットの出場など計12試合。


ケージウォリアーズもプロエリートと契約中のポール・デイリー、日本のケージフォースで大石真丈と激戦を繰り広げたポール・マクベイのバンタム王座防衛戦、ケージ・キックボクシング戦など、こちらも12試合と、それぞれが興味深いラインナップを揃えている。

一方、ブラジルではチアゴ・シウバ、ホウジマール・トキーニョを生んだフューリーFCが、ライト級GPを開催。GPトーナメントとは別にライト級タイトルマッチで、日本からAACCの大塚隆史が出場、パンクラスで衝撃の腕十字デビューを果たしたグレイシー・フュージョン所属のラファエル・ドス・アンジョスと対戦する。

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