【FuryFC】大塚が真冬のブラジルで王座挑戦
昨年12月のミドル級GPで優勝したホウジマール・トキーニョが、5月に鮮烈なUFCデビューを果たしたフューリーFC。12日(土・現地時間)にブラジル・リオデジャネイロ州テレゾポリスのペドロ・アゲ・ジャハーラ市民体育館で行われる『ハイボルテージ』では、前年に引き続きミドル級GPと、新たな試みとなるライト級GPの準々決勝4試合ずつと、日本から2名の選手が出場する国際スーパーファイト2試合が行われる。
【写真】日本の大塚はメインでフューリーFCライト級王座を賭け、ラファエル・ドス・アンジョスと対戦する (C) MMAPLANET
ミドル級GPにはブラジリアン柔術界に亀ガードという独特なテクニックを持ち込んだ、エドゥアウド・テレス。修斗ライトヘビー級戦線で活躍してきたレオナルド・バタタ、ハイアン・グレイシーの忘れ形見ハファエル・サッポなど、ネクスト・トキーニョを目指す気鋭が勢ぞろい。
また、ライト級ではBTT、ノヴァウニオン、グレイシー・フュージョンなどブラジルを代表するMMAアカデミーからファイターが出揃う。なかでもトーシンカイ&デラヒーバ柔術から出場するヴィトー・トッファネリ、MMAキャリアは2戦1勝1敗だが、総合の打撃として脚光を浴びつつある空手の使い手として、またリングやケージのなかでキックの試合も行うトーシンカイの代表として、どのようなファイトを見せるのか注目が集まる。
当大会には、日本から渡辺良知、大塚隆史の二人が出場。渡辺はセミでファブリシオ・モンテイロ、そして大塚はメインでフューリーFCライト級王座を賭けて、ラファエル・ドス・アンジョスと戦う。昨年12月にフューリーFCが売り出しに力を入れていたホドリゴ・ルイスをテイクダウンとパウンドで圧倒し、日本以上にブラジルで注目されるようになった大塚。タイトルという大きな目標の前に立ちふさがるアンジョスは決して生易しい相手ではないが、真冬のブラジルから朗報が伝わってくることを期待したい。
■『Fury FC High Voltage』対戦予定カード
◆メインイベント フューリーFCライト級選手権試合
ラファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)
VS.大塚隆史(日本)
◆セミファイナル ウェエルター級
ファブリシオ・モンテイロ(ブラジル)
VS.渡辺良知(日本)
◆フューリーFCミドル級GP準々決勝
ジョルジ・ミケラン(ブラジル)
VS.ホドリゴ・スマーフ(ブラジル)
◆フューリーFCミドル級GP準々決勝
ホドリゴ・キンビーカ(ブラジル)
VS.カッシオ・ティッショー(ブラジル)
◆フューリーFCミドル級GP準々決勝
エドゥアウド・テレス(ブラジル)
VS.ハファエル・サッポ(ブラジル)
◆フューリーFCミドル級GP準々決勝
レオナルド・バタタ(ブラジル)
VS.ホドリゴ・ピンポ-リョ(ブラジル)
◆フューリーFCライト級GP準々決勝
ガブリエル・ベイガ(ブラジル)
VS.エンヒッキ・メーロ(ブラジル)
◆フューリーFCミドル級GP準々決勝
ヴィトー・トッファネリ(ブラジル)
VS.パウロ・ブエノ(ブラジル)
◆フューリーFCミドル級GP準々決勝
マウリシオ・ヘイス(ブラジル)
VS.ジオヴァンニ・ディニス(ブラジル)
◆フューリーFCミドル級GP準々決勝
レオナルド・パチュ(ブラジル)
VS.アドリアーノ・ゴンカウベス(ブラジル)