【BFC26】バンタム級トーナメント開幕
26日(木・現地時間)にミズーリ州カンザスシティ・パワー&ライトディストリクトで開催されるベラトールFC26の公開計量が、25日(水・同)にマリオットKCダウンタウンで行われた。シーズン3も第2週を終え、女子115ポンドとヘビー級トーナメントで準決勝進出ファイターが、それぞれ3名ずつ決定しているが、遅まきながら今週よりバンタム級トーナメントの幕が上がる。
【写真】女子トーナメント最後の準々決勝でアイスリング・デイリーと対戦するリサ・ワードは、フジメグへのリマッチの機会を手にできるだろうか (C) KEITH MILLS
女子とヘビー級トーナメント、最後の準々決勝はリサ・ワード×アイスリング・デイリー、マイク・ヘイエス×アレクセイ・オレイニキ戦。ワードは来日経験が5度有り、今年の4月に引退したMIKUとは1勝1敗、同トーナメント本命の藤井惠とはボードッグのリングで戦い、敗れてはいるが、プロモーター側からすると、試合内容などの計算が立つ実力者だ。
一方、アイルランド人ファイターで、今回が初めて米国での試合となるデイリーは、一番最近の試合でストライクフォース女子ウェルター級トーナメントに出場したマイユ・クヤラを破っている。同トーナメントで優勝したミーシャ・テイトを相手に、打撃戦では攻勢だったクヤラを3R判定で下した以外、それまでの試合は8試合連続でTKOもしくは一本勝ちを収めている。
かつて日本を主戦場にしていたテビ・サイを僅か150秒で下しており、体格的にも125ポンドから搾ってきており、ワード超えも十分あり得るだろう。
また、次週9月2日(木・同)のテキサス州サンアントニオ大会で、ザック・マコウスキー×ニック・ママリス、トラビス・レッディンガー×ユリシーズ・ゴメス、エド・ウェスト×ブライアン・ゴールズビーと残りの3試合が組まれているバンタム級トーナメントだが、注目度は決して高くないだけに、ベガとティムスの両選手のファイトで、ファンを引っ張ってもらいたい。
シーズン3はノントーナメント戦で通好みのシングルマッチが組まれているが、今大会ではウェルター級戦でシーズン2にベスト4のスティーブ・カールと元IFL&UFCファイターのローリー・マルカムが対戦予定だった。だが、マルカムがメディカルチェックをパスできず欠場に。マルカムの代役として、同じくシーズン2に出場したテイラー・スティンソンの出場となった。
「ベラトール26」の模様は、8月27日(金)22:00~より、MMA Channelで無料放送!藤井惠参戦の「ベラトール24」、ダン・ホーンバックル参戦の「ベラトール25」も視聴可能に!!
■BFC26 主な対戦の計量結果
<ヘビー級トーナメント準々決勝/5分3R>
マイク・ヘイエス:238ポンド(108キロ)
アレクセイ・オレイニキ:230ポンド(104.3キロ)
<バンタム級トーナメント準々決勝/5分3R>
ホセ・ベガ:134.75ポンド(61.12キロ)
デニー・ティムス:135.5ポンド(61.46キロ)
<175ポンド契約/5分3R>
テイラー・スティンソン:173ポンド(78.47キロ)
スティーブ・カール:174ポンド(78.93キロ)
<女子115ポンドトーナメント準々決勝/5分3R>
リサ・ワード:114ポンド(51.71キロ)
アイスリング・デイリー:115ポンド(52.16キロ)
<ミドル級/5分3R>
ザック・カミングス:181ポンド(82.1キ ロ)
ルディ・ベアーズ:182ポンド(82.55キロ)