【Strikeforce】2人の新王者が誕生、KJはKO勝ち奪うも…
8月21日(土・現地時間)米国テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターでは、ストライクフォース「Houston」が開催された。
同大会は、ストライクフォース世界ライトヘビー級選手権試合、王者キング・モー×挑戦者ハファエル・フェイジャォンの一戦をメインに、世界ミドル級王座決定戦として行われたホナウド・ジャカレ×ティム・ケネディ戦、KJ・ヌーン×元TUFファイター、ジョージ・グーゲルの激突、ボビー・ラシュリーの参戦など見所満載のラインナップとなった。
そのメインイベントでは、3Rにフェイジャォンがモーの顔面にヒザ蹴りを2発叩き込むと、マットに崩れ落ちたモーにパウンドを連打、戦闘不能と判断したレフェリーが試合を止め、新王者が誕生した。
また、セミファイナルのミドル級王座決定戦では、テイクダウンからグラウンドへ誘う“らしさ”こそ見せることができなかったジャカレだが、打撃に格段の進化をみせ、パンチでケネディの顔面を腫らし、カットもするなど、5Rを戦い抜き判定勝ち。王座戴冠を果たした。
その他にも、KJ・ヌーンは、グーゲルを相手に切れ味鋭いパンチをはじめ、素晴らしいパフォーマンスを見せたが、自らが放った反則のヒザ蹴りをレフェリーが見過ごすなどお粗末なレフェリングもあり、ファンにとっては消化不良の結末に。さらに、元WWEスーパースターのラシュリーは、チャド・グリッグスから再三テイクダウンをみせたが、そこからの決め手がなく、最後は2R終了時にガス欠で動けず、レフェリーストップを宣告された。
なお、同大会中には、10月9日大会開催アナウンスがあり、ニック・ディアズが世界ウェルター級選手権に出場、女子ウェルター級選手権試合としてサラ・カウフマン×マルース・クーネン戦、ミドル級でルーク・ロックホールド×マット・リンドランド戦が発表された。
・マカコが代役出場、ガルバォンと対戦へ
・王者キング・モー 「俺はまだまだ青い」
・ラシュリー、『2011年王座挑戦』宣言
ストライクフォース世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R | ||
[王者] ×キング・モー (米国) |
3R1分14秒 TKO 詳細はコチラ |
[挑戦者] ハファエル・フェイジャォン○ (ブラジル) |
ストライクフォース世界ミドル級王座決定戦/5分5R | ||
×ティム・ケネディ (米国) |
5R終了 判定 詳細はコチラ |
ホナウド・ジャカレ○ (ブラジル) |
ライト級/5分3R | ||
○KJ・ヌーン (米国) |
2R19秒 TKO 詳細はコチラ |
ジョージ・グーゲル× (米国) |
ヘビー級/5分3R | ||
×ボビー・ラシュリー (米国) |
2R終了 TKO 詳細はコチラ |
チャド・グリッグス○ (英国) |
ヘビー級/5分3R | ||
○ダニエル・コーミアー (米国) |
1R1分2秒 TKO 詳細はコチラ |
ジェイソン・ライリー× (米国) |
ウェルター級/5分3R | ||
○アンドレ・ガルバォン (ブラジル) |
3R2分45秒 TKO 詳細はコチラ |
ジョルジ・パチーユ・マカコ× (ブラジル) |
フェザー級/5分3R | ||
○ヴィニー・マガリャエス (ブラジル) |
3R終了 判定 |
ロッキー・ロン× (米国) |