【Pancrase339】松本が西尾の強打を封じてグラウンドでコントロール。判定勝利で連敗脱出
【写真】松本が1~3R通してテイクダウン&トップキープを繰り返して勝利を掴んだ(C)MMAPLANET
<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
西尾真輔(日本)
松本が右のカーフキック。パンチの打ち合いのなかで、西尾の左フックをかわして組みつく。西尾は松本をがぶり、立った状態でヒザ蹴りを連打する。距離が離れると松本は右のカーフキック。西尾はジャブと左フック、右フックで前に出る。
松本は西尾の右に右ストレートを返し、今度は西尾が組んで松本をケージに押し込む。距離が離れると西尾の左フックを空振りさせ、松本がダブルレッグでテイクダウンする。松本はハーフガードでトップキープし、残り1分を切ったところでサイドポジションに出る。
松本はノースサウスチョークも狙いつつ、終了間際にボディへのヒジ打ちと顔面にパンチを落とす。このラウンドはジャッジ3名とも10-9で松本にポイントをつけた。
2R、松本は右のカーフキックとジャブ。西尾の左を空振りさせて組みつき、西尾をケージに押し込む。一旦距離が離れると松本がテイクダウンも織り交ぜながらジャブをつき、西尾に組みつく。
ここで西尾がノーアームギロチンで締め上げるが、松本は頭を抜いてハーフガードでトップキープする。
肩固めを狙いつつパスガードも狙う松本。西尾のブリッジに対してもしっかりトップキープして、再びパスガードしてサイドポジションへ。
残り40秒でマウントポジションへ移行して、そこから肩固めも狙う松本。このラウンドも松本がグラウンドで西尾を圧倒し、ジャッジ3名とも10-9とし、1・2Rを松本が取る形となった。
3R、西尾が左フックから前に出る。松本も右フックと右ローを見せ、西尾の首と足を抱えながら組み、そのままケージに押し込んでテイクダウンする。西尾は松本の首を抱え、松本がケージに押し込む時間が続く。
西尾が立ち上がると、松本がダブルレッグで寝かせる。西尾がブリッジを効かせて強引に逃げようとすると、松本はバックに回って両足をフックする。松本がチョークを狙ったところで試合終了となった。
西尾の強打をテイクダウン&組み技で制し、連敗脱出を果たした松本。
試合後「ちょっと煮え切らない試合だったかもしれないけど、鎬を削る試合だったと思います。みなさんもうまいもん食べて、また明日から頑張ってください」と来場者にメッセージを送った。