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【The Shooto Okinawa09】仕切り直しの再戦、左フックが冴えた当真がマッチョに大差の判定勝利

<ストロー級/5分3R>
当真佳直(日本)
Def.3-0:30-27.30-26.30-25.
マッチョ・ザ・バタフライ(日本)

両者は昨年11月の修斗沖縄大会で対戦。この時はマッチョが公式計量をクリアできず、減点のペナルティを含む形で当真が勝利していた。今回は仕切り直しの再戦だ。

右カーフキックを蹴る当真。マッチョはジャブと右カーフを蹴る。当真は右フックをかぶせ、マッチョは当真の右にシングルレッグを合わせて組みつく。背中を見せる当真に対し、マッチョがバックついて、そこからグラウンドへ。

当真は足をフックさせずにギロチンを狙い、立ち上がるとパンチを入れる。試合がスタンドに戻ると、お互い右カーフを蹴り合い、当真は右から返しの左フック。マッチョは右カーフを蹴りつつ、当真のパンチに合わせて組みつく。

当真がマッチョの左脇を深く差すと、半身になったマッチョはギロチンへ。グラウンドで下になったマッチョは背中を起こしてスイッチを狙いつつ、シングルレッグへ。今度は当真がギロチンを狙い、がぶりから離れてパンチを入れる。マッチョはシングルレッグからテイクダウンする。

2R、マッチョが右カーフを蹴ると、当真も右カーフを蹴り返す。カーフ合戦のような展開が続き、当真が右から左フックを合わせる。続くパンチは大降りになってしまい、マッチョがシングルレッグから組み付く。

マッチョは当真を寝かせつつバックに回り、ケージに身体を預ける当真に正対してシングルレッグに入る。当真はこれを切って距離を取り、マッチョの前足にローを集める。

マッチョもジャブ・左フックで前に出るが、当真はマットの左に右フックを合わせて左右のフック。さらに飛び込むような左フックを当てると、バランスを崩したマッチョにパンチをまとめる。マッチョも必死にシングルレッグで組み付くが、切った当真がパンチを落とす。

3R、当真はジャブと右カーフキック。当真とマッチョの右ストレートが交錯し、当真は距離を取って右カーフを蹴る。さらに当真はマッチョのシングルレッグを切って、ジャブを顔とボディに振る。

マッチョの蹴り足をすくって倒し、マッチョがグラウンドに誘うが当真は付き合わない。立ったマッチョが右のカーフキック、当真の前蹴りを見せるが、これがローブローとなる。

ブレイク後、当真が左フックを当てると、マッチョがダウン。当真はすぐにパウンドで追撃するが、マッチョも身体を起こしてシングルレッグへ。再びグラウンドに誘うマッチョだが、やはり当真は付き合わない。

ならばと再び組みつくマッチョは当真をケージに押し込み、当真がギロチンを狙ったところで試合終了となった。判定は最大5ポイント差をつけて、当真がマッチョに大差の判定勝利を収めた。


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