【RWS】K-1&ムエタイの二刀流・石井一成が現役ラジャ王者とワンマッチで激突。奥脇竜哉が初参戦
【写真】RWSで2連続KO勝利中の石井。今回は現役ラジャ王者との試合が用意された。(C) ウォーワンチャイプロモーション
28日(土・現地時間)タイはバンコクのラジャダムナンスタジアムで開催されるRWS(Rajadamnern World Series)に、日本人4選手が参戦する。
Text by Takumi Nakamura
Rajadamnern World Seriesは昨年7月からラジャダムナンスタジアムでスタートしたイベント。試合時間は3分3R(インターバル2分)、ラウンドマストのオープンスコア制という、一般的なムエタイとは異なるオリジナルのルールが採用されている。9月9日の大会には日本から吉成名高、石井一成、伊藤紗弥、城戸康裕の4選手が出場した。
7月・9月とRWSでKO勝利している石井が今大会にも参戦。対戦相手のパントー・ポー.ラックブーンは現役のラジャダムナンスタジアムのバンタム級王者で、スーパー・フライ級ではオムノーイスタジアム、BBTV7チャンネル、true4Uと4つのタイトルを手にしている強豪だ。
パントーは5月にジェイジェイ・オーピモンシーに5R判定勝利してラジャのバンタム級王座を獲得。このジェイジェイを石井は9月のRWSでKOしており、ノンタイトル戦ながら今回の一戦はタイでも注目の顔合わせと言えるだろう。
K-1とムエタイの二刀流を貫き、12月9日のK-1大阪大会ではK-1スーパー・バンタム級王座への挑戦も決まっている石井だが、ムエタイファイターとしてのRWSで活躍にも注目だ。
そして吉成と同門で、ラジャダムナンスタジアムの元ミニフライ級王者でもある奥脇竜哉はRWS初参戦でデッピチャイ・ナヴィアンダマンと対戦。同スタジアムの王者として、RWSでも強さを見せたい。またタイのロンポージムに所属する兄弟ファイターの石田颯真・悠真、タイに活動の拠点を置く中村慎之介の出場もアナウンスされている。
なお公式計量では日本人選手たちがそれぞれ計量をクリアしている。