【Challengers】赤野仁美、1回戦の相手はカリーナ・ダム
【写真】左から1回戦で戦うカリーナ・ダムと赤野仁美、トーナメント優勝者の挑戦を受けることになる女子世界ウェルター級王者サラ・カウフマン。女子世界ミドル級王者クリス・サイボーグ。もう一つの1回戦の顔合わせとなるミーシャ・テイト、マイユ・クヤラ (C) ESTER LIN / STRIKEFORCE
13日(金・現地時間)にフェニックスのダッジ・シアターで開かれるStrikeforce Challengersの公開計量が、12日(木・同)に行なわれた。女子ウェルター級ワンナイト・トーナメントに出場する4選手は、問題なく計量をパスしている。
計量後、クィーンのカードが入った封筒をそれぞれが手にし、まず赤野仁美が開封すると、そこにはハートのクィーンが。続いてミーシャ・テイトの引いたカードはスペードのクィーン。カリーナ・ダムはダイヤ、自動的にマイユ・クヤラはクローバーとなった。
結果、赤いカードを引いた赤野×ダム、黒いカードをひいたテート×クヤラという1回戦の顔合わせが決定。参加4名中唯一リミット丁度で計量をパスした赤野は、「トーナメントで優勝するまで必要なのは2つの勝利だけ。まずダムに勝ってから、誰と戦うか見極める。トーナメント戦はエキサイティングな試合形式で参加できてハッピー」と語った。
そんな赤野と対戦するダムは「私と彼女と同じようなスタイルだし、きっと良い試合になるわ。誰と戦うことになるか、それほど気になっていたわけじゃないけど、今は彼女と戦うことが決まったんだから、より集中できる。これからの24時間は赤野と戦うことだけを考えるわ」と、かなり対戦相手の赤野を意識したコメントを残した。
計量会場に姿を見せたストライクフォースが誇る二人の女子世界王者。ミドル級王者クリス・サイボーグが「同じブラジル人で友人のカリーナに勝ってほしい」と、気楽な予想をしたのとは対照的に、トーナメント優勝者の挑戦をいずれ受けることになるウェルター級王者サラ・カウフマンは、真剣にその動向を占った。以下、カウフマンのトーナメント予想だ。
「ミーシャの寝技は本当に強いから、クヤラに勝つと思う。アカノとカリーナの試合予想はとても難しいわ。ただ、アカノの方が経験で上回るので、彼女を支持したい。決勝戦の結果は、初戦の試合内容が大きく影響してくるでしょうね。アカノとミーシャが戦えば、本当にタフな試合になると思うわ」
■Challengers 計量結果は下記の通り
<182ポンド契約/5分3R>
ジョー・リッグス:181.6ポンド(82.3キロ)
ルイス・テイラー:181.2ポンド(82.1キロ)
<ライト級/5分3R>
ライアン・クートゥアー:155.6ポンド(70.5キロ)
ルカス・スタークス:153.2ポンド(69.4キロ)
<女子ウェルター級トーナメント準決勝/3分2R>
赤野仁美:135ポンド(61.2キロ)
カリーナ・ダム:134.8ポンド(61.1キロ)
<女子ウェルター級トーナメント準決勝/3分2R>
ミーシャ・テイト:134.2ポンド(60.8キロ)
マイユ・クヤラ:134.4ポンド(60.9キロ)
<女子ウェルター級トーナメント補欠戦/3分3R>
コリーン・シュナイダー:134ポンド(60.7キロ)
ルイス・カルモウチェ:134.6ポンド(61キロ)