【Adrenaline】高瀬大樹がブーイングの中、反則負け
14日(土・現地時間)、イリノイ州シカゴのシアーズセンター・アリーナで旗揚げ興行を行ったアドレナリンMMA。当大会に日本から出場した高瀬大樹は、テリー・マーチンと対戦。
ヘビーヒッターのマーチンの右ストレート、右ジャブ、さらにテイクダウン狙いを尽く幅まれ苦戦を強いられた高瀬。デトロイトスタイルのようなサウスポーで構えた高瀬だが、距離が縮まると強烈な右が待っており、なかなか前進できない。1R終盤に高瀬の左ローがマーチンの股間を直撃し、試合は一度中断する。
2Rに入ると、ロー、右ストレートがヒットした高瀬だったが、テイクダウン狙いはがぶられて失敗。そして、ローキックが立て続けてマーチンの急所に当たってしまい、反則負けとなってしまった。「蹴っていない。当たってない。奴は疲れているんだ」とレフェリーの裁定に抗議する高瀬だったが、その声は大ブーイングにかき消された。
なお、当大会のメインはジェフ・モンソンの代役でジェイソン・グィダが出場し、マイク・ルソーと対戦。地元同士の対戦となりルソー・コールとグィダ・コールが連呼されるなか、ルソーが片足タックルからテイクダウンに成功。UFCファイター、クレイ・グィダの指示通り片足タックルでスタンドに戻ることに成功したグィダだったが、直後にルソーのギロチンでタップアウト。ルソーが一本勝ちを収めている。