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【EXC】KJ・ヌーン 48秒衝撃のTKO決着!試合後、ぷっつんディアズと乱闘劇

【写真】王座決定戦同様、戦前の不利とされた予想を覆し秒殺・初防衛に成功したKJ・ヌーン (C) Pro Elite

2008年6月14日(土・現地時間)、ホノルルのブレイズデール・アリーナで行われたEliteXC「Return of the KING」。カイルア島生まれの世界ライト級王者KJ・ヌーンの凱旋マッチは衝撃の秒殺劇となり、その他4試合のメインカードも全てがTKO決着。CBS中継で成功を収めたEXCの勢いが反映された大会となった。

大歓声に迎えられ、ケージに登場したチャンピオン。名リングアナ、ジミー・レイノーJrの「ショータイムッ!!」のアナウンスとともに、EXC世界ライト級選手権試合がスタート。いきなり右ミドルを放った王者に、イーブス・エドワーズも左ミドルで応える。

素早い出入りから、ヒザ蹴りをヒットさせたイーブスが、勢いをつけ、歩を進めワンツーを二度繰り返したところに、まっすぐ下がっていたKJの右ストレートがヒット。アゴを完全に打ち抜かれたイーブスが、後方に尻もちをつくと、ここでKJが怒涛のパウンド、そしてエルボーの固めうち。いいように拳、ヒジを受けるとレフェリーが割って入り、48秒でKJが王座防衛に成功した。

「僕はここでMMAのキャリアをスタートさせた。ハッピー・ファーザーズデー!!」とKJが語ったところで、ニック・ディアズがケージに登場。この仕込みに、ファンは大ブーイング。

「この再戦が見たい?」とKJがファンに語りかけると、さらにブーイングが大きくなる。「お前、ビビってんじゃないよ」と、プッツンときたディアズに、KJの父が怒り心頭。両陣営がケージ内で入り乱れるというEXCらしい幕引きとなった。

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