【写真】トップ集団との対戦はないが、キャリア10連勝8KOとしたシェーン・デルロサリオ。いよいよトップグループが視野に入ってきた (C) ESTHER LIN/STRIKEFORCE

＜ヘビー級／5分3R＞
シェーン・デルロサリオ（米国）
Def.1R3分48秒／TKO
ロロヘア・マヘ（米国）

サウスポーのデルロサリオは、左のローを放っていくと、マヘの右をかわし、左ハイ、さらに左ストレート、組みついてヒザをボディに突き上げる。マヘもヒザを返すが、レフェリーが膠着とみなしブレイクがかかる。

右から左を伸ばすマヘの顔面を、デルロサリオの左ハイがかすめる。ボディからデルロサリオをケージに押し込んだマヘだったが、デルロサリオが態勢を入れ換え、ヒザ蹴りがボディの低い位置にヒットすると、レフェリーが急所と判断し試合は一時中断する。

インターバル後、デルロサリオのローを嫌がる素振りを見せたマヘ。直後に左ストレート、左ハイを受け、ケージ際で棒立ちになる。デルロサリオは組みつき、左ヒザがマヘの顔面を捉える。さらにボディに2発、ヒザを蹴り込んだデルロサリオ。ヒザでレバーを打ち抜かれたマヘが、前方に崩れ落ちそうになったところに、左アッパーの追撃を加え、TKO勝ちでキャリア10連勝を達成した。

「コリン・オーヤマ、ジヴァ・サンタナとハードトレーニングを積んだ」というデルロサリオに、アンドレ・オルロフスキーの名前を出したリングアナ。デルロサリオは「オルロフスキー？　誰でも試合が決まれば戦うよ」と返答。ここでオルロフスキーの名前が出されたということは、SHOWTIMEとストライクフォースのなかで、今回の勝利を受け、デルロサリオをオルロフスキーにぶつけることは既定路線なのだろう。

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