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【LFA163】二宮城太、渾身のギロチンをオーウェンスに凌がれガスアウト。パウンドのTKO負け

<フェザー級/5分3R>
エリック・オーウェンス(米国)
Def.2R3分06秒by TKO
二宮城太(米国)

ご当地ファイターのオーウェンスに大きな声援が送られる。右ローを蹴り合う両者。テイクダウンのフェイクから右を狙ったオーウェンスは、これをかわして右を当て、右ハイから左ミドルを蹴った二宮の突進に対してダックアンダー。姿勢を乱させてバックを伺う。胸を合わせた二宮はギロチンから引き込むが、これは極まらずスクランブルに持ち込みスタンドに戻る。ジャブを被弾してもローを当て、右ハイから右ミドルの二宮はテイクダウン狙いにここもギロチンへ。

半身になって力を入れると、オーウェンスが頭を抜いて二宮は下にされる。十字狙いを察知したオーウェンスのトップコントロールが続き、二宮はエルボーを落とされ下の展開が続く。ニーシールドでスペースを創って立ち上がり際にバックを取られた二宮。スラムからRNCを仕掛けたオーウェンスだが、足のフックがなく二宮は立ち上がることに成功する。直後にオーウェンスはダブルレッグを決め、トップからパンチを落とし初回を取った。

2R、右を2度ブロックした二宮はオーウェンスのダウブルレッグでケージに押し込まれる。シングルに移行したオーウェンスだが、二宮はリフトされてもバランスをキープしテイクダウンを許さない。一旦離れてからオーウェンスはダブルレッグを仕掛け、二宮は渾身の力でギロチン。かなりタイトに入り、苦悶の表情を浮かべたオーウェンスはマウスピースを吐き出しながらもも耐えきって頭を抜く。この時点で二宮は明らかに体力を消耗しており、腕十字への仕掛けも力が感じられない。オーウェンスはここでパウンドのラッシュへ。二宮は頭を覆うばかりでパンチを連続で被弾する。さらにハーフになったオーウェンスのパンチは止まらず、パスを許しパウンドを連打された二宮はTKO負けとなった。


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