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【DEEP114】元UFC&現LFA=ガブリエル・シウバ戦決定。松嶋こよみ「力を試すうえでは丁度良い相手」

【写真】 剛毅會を離れ、MMAで空手を戦うのではなく空手も生かしたMMAを戦う道を往く松嶋(C)MMAPLANET

7日(水)、7月2日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP114 IMPACTに出場が発表されていた松嶋こよみの対戦相手が、ブラジルのガブリエル・シウバになることがDEEPより発表されている。

佐伯繁DEEP代表曰く日本人選手が対戦を避けるなか、「外国人、強い相手」という佐伯代表と松嶋陣営の想いが合致したファイターが来日を果たすことになった。


(C)LFA

シウバは1994年8月生まれの28歳。

2011年のMMAデビューから8連勝でUFCと契約も2連敗でリリースとなり、その後はコロナ・パンデミックの発生で2年3カ月のブランクを経験している。昨年LFAブラジル大会で実践復帰を果たし、そこからは1勝1敗だ。

スタイル的にはオーソ基調のスイッチヒッターで、乱打戦上等のウェルラウンダーといえる。シウバはLFAで戦い、LFA社長エド・ソアレス率いるブラックハウスのマネージメント配下にある。DEEP陣営から打診を受けたソアレスが挙げたファイターは実はシウバだけでなく、修斗ブラジル・フェザー級王者からLFAに転じたジョゼ・デラーノも候補に挙げられていた。

松嶋自身は「どちらでも良い」というスタンスであったが、所属するパンクラスイズムの北岡悟はシウバの元UFCファイターという肩書に重きをおきシウバをピックしたという話も伝わってくる。そのシウバ、本来5月27日にLFAブラジル大会でラリアン・ドゥグラスと対戦予定で、勝利&ケガがないならDEEP参戦が決まるという状況だった。それがドゥグラスの欠場により、日本へ行き&松嶋と戦うことが5月の最終週には決まっており──松嶋もシウバ対策を進めている。発表まで時間を要したのは、佐伯代表が危惧していたビザ取得のデッドライン問題がクリアになる必要があったという見方ができる。

ともあれコロナ以降のJ-MMAにおいて元UFCファイターの招聘はクリーンヒットに他ならない。また、あくまでもUFCを目指す松嶋は、8月27日の準決勝大会のワンマッチ出場、あるいは来年のRoad to UFC参戦を目指し、このタイミングで試合を戦うことが絶対であった。加えてUFC関係者の目に留まるであろうUFCベテランとの対戦に向け、松嶋こよみは以下のような意気込みを話している。

松嶋こよみ
「勝てない相手とは思えないし、自分の力を試すうえでは丁度良い相手。Road to UFCでは負けられない──やられないという意識で試合に臨んでいたので、今回はもうそういうことは関係なく、本当にKOする。倒すための試合だと思って準備しています」

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