【TPF05】計量終了、フェザー級王者デジーザスの挑戦
いよいよ明日、9日(土・現地時間)に、カリフォルニア州リムーアのタチパレス・ホテル&カジノで開催されるTPF05「Stars&Strikers」。その公開計量が、同所で8日(金・同)に行なわれた。
【写真】体格的には、完全にライト級を思わせるものがあるアイザック・デジーザス。果たして、ロブ・マックローの打撃戦にどのように立ち向かうか (C) MMAPLANET
メインで元WEC世界ライト級チャンピオンのロブ・マックラーと対戦するのは、TPFフェザー級王者アイザック・デジーザス。160ポンドという自らがベルトを保持する階級とは、一階級以上重い契約体重で、大物超えを目指す。
フェザー級では反則といっていいほどのフィジカルを誇っているデジーザスだが、マックローと対戦となれば、肉体的アドバンテージはない。
元々ティト・オーティズの打撃のコーチを務め、ムエタイからMMAに転向したマックローは、このタチパレスで行なわれた旧WECで実績を積み、ズッファ買収後の最初のWECでライト級王座を獲得している。
昨年11月にカレン・ダラベジャンに敗れ、リリースされた元WEC世界王者は、意外なほどキックを使わずパンチを多用するスタイルの持ち主だ。一方、デジーザスはハイキックを有効に使い、上下を散らしながら攻めることもできる。
とにかく、フィジカルで圧力をかけられない状況で、デジーザスがどのようにマックローと立ち合うのか。興味深いメインイベントになりそうだ。
また、ブラッド・ブラックバーンの代役で急遽出場し、ジョン・アレッシオを対戦することになったウォー・マシーンは、3ポンド以上もオーバーで最初の計量ではパスできなかった。
WEC48 ジョゼ・アルド×ユライア・フェイバー
WEC初のPPVイベントは、フェザー級頂点を決めるアルドとフェイバーの一戦に加え、ベン・ヘン×セラーニのライト級王座戦、水垣偉弥の参戦など見所満載、永久保存版だ。
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■TPF05 Stars&Strikes 計量結果は下記の通り
<160ポンド契約/5分3R>
アイザッグ・デジーザス:159ポンド(72.1キロ)
ロブ・マックロー:160ポンド(72.5キロ)
<TPFウェルター級選手権シア/5分5R>
[王者]デイヴィッド・ミッチャル:170ポンド(77.1キロ)
[挑戦者]ポッピー・マルチネス:170ポンド(77.1キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ウォー・マシーン:173.2ポンド(78.5キロ)
ジョン・アレッシオ:169.8ポンド(77キロ)
<TPFバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ポール・エスコヴェド:135ポンド(61.2キロ)
[挑戦者]マイケル・マクドナルド:134.6ポンド(61キロ)
<TPFライト級王座決定戦/5分5R>
ゲイブ・ルーディガー:154.4ポンド(70キロ)
レニー・ロバト:154.6ポンド(70.1キロ)
<160ポンド契約/5分3R>
デイヴィッド・カプラン:159.4ポンド(72.3キロ)
ドミニク・ロビンソン:159ポンド(72.1キロ)
<バンタム級/5分3R>
スティーブン・アバス:132ポンド(59.8キロ)
ジョーイ・デラクルス:134.2ポンド(60.8キロ)
<ライト級/5分3R>
デイヴィッド・ボレア:155.2ポンド(70.4キロ)
コディ・ギブソン:150.8ポンド(68.4)
<バンタム級/5分3R>
フランシスコ・ロレド:136ポンド(61.6キロ)
ドリュー・ビットネー:135.8ポンド(61.6キロ)