【TUF11】レーベンが左右の拳でシンプソンを振り切る
■第8試合 ミドル級/5分3R
クリス・レーベン(米国)
Def.2R4分17秒/TKO
アーロン・シンプソン(米国)
【写真】元WEC世界ミドル級王者で、記念すべきTUF1出身ファイターのレーベン。シンプソンを持ち前のヘビーパンチで下した (C) ZUFFA
ローを放つレーベンに対し、パンチからケージに押し込んでいったシンプソンがテイクダウンに成功。レーベンの起き上がり際にギロチンを仕掛けると、頭が抜けたところへヒザ蹴りを狙った。
差し合いで態勢を入れ替えたレーベンは、シンプソンの足を踏みつけたが、両者オクタゴン中央に戻ると、再びシンプソンがケージへ押し込み、シングルレッグでテイクダウンを奪う。一気にパウンドを落とすも、すぐに立ちあがったレーベン。左右のフックで反撃に出たが、シンプソンに組み付かれると途端に手詰まりとなる。
2R、サウスポーから前足のローを放つレーベンに、パンチを返すシンプソン。互いにパンチを交換した後、シンプソンが組み付いたが、ここはレーベンが付き放す。だが、レーベンがパンチで前進、やや大振りながら左右のフックを連打で叩き込んだ。
半分が経過すると疲労が色濃くなる両者。レーベンのローでシンプソンの前足が跳ね上がると、レーベンが再びラッシュ。そのパンチを嫌がり、苦し紛れにテイクダウンを狙ったシンプソンの試み潰したレーベンが、がぶった状態からパンチを叩き込む。なんとか立ちあがったシンプソンだったが、レーベンが追いかけるようにパンチを放っていくと、レフェリーが試合をストップした。