【TUF11】公開計量 複数年+6桁契約を勝ち取るのは?
6月19日(土・現地時間)ネバダ州ラスベガスのザ・パールでは、ジ・アルティメット・ファイター(以下、TUF)シーズン11フィナーレが開催されるが、前日となる18日(金・同)には同所で公開計量が行われ、出場全選手が計量をパスした。
UFC人気の火付け役となった米SpikeTVのリアリティショー=TUFも11シーズン目。チャック・リデルとティト・オーティズをコーチに迎え、ズッファとの6桁契約を目指したミドル級ファイター達の頂点はコート・マクギーとクリス・マクレイの間で争われる。
本編中では、第6週でニック・リングに敗れたマクギーと、同じく第6週でジョシュ・ブライアントに敗れたマクレイは、シーズン終盤、リッチ・アトニートの負傷でマクギーが、ワイルドカード枠からマクレイがそれぞれ復活を果たした。
また、上記の2名を含め、恒例のフィナーレらしく、全10試合出場20名のうち、10名がTUFシーズン11の出演者たちだ。
今大会では、お馴染のジョー・ローガンが他のスケジュールが入っており、解説をケニー・フロリアンに譲ることになった。計量後、ファイターのインタビューは行なわれなかったが、マクレイ&マクギーともに極端に入れ込むことなく、リラックスした様子で計量に臨んでいた。
その他にも、今シーズンの問題児=ジェイミー・イェイガーは、ケガで途中リタイアしたリッチ・アトニートと激突、準々決勝でマシンスキーのサッカーボールキックで反則決着となっていたセス・マシンスキー×ブラッド・タバレスの再戦が行われる。
TUFシーズン11勢以外のカードでは、マット・ハミルとキース・ジャーディンの一戦がフィーチャーされているが、ライト級のスペンシャー・フィッシャー×デニス・シバー戦、プレリミナリーに出場するジョン・ガンダーソンなど、層の厚いUFCライト級戦線だからこそトップ集団には到達しないが、実力的には◎のファイターなので、UFCニューフェイスに負けない試合で盛り上げてくれるだろう。
■計量結果は下記の通り
<TUFシーズン11決勝戦 ミドル級/5分3R>
クリス・マクレイ:186ポンド(84.3キロ)
コート・マクギー:185ポンド(83.9キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
キース・ジャーディン:205ポンド(92.9キロ)
マット・ハミル:205ポンド(92.9キロ)
<ミドル級/5分3R>
アーロン・シンプソン:186ポンド(84.3キロ)
クリス・レーベン:186ポンド(84.3キロ)
<ライト級/5分3R>
デニス・シバー:156ポンド(70.7キロ)
スペンシャー・フィッシャー:156ポンド(70.7キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・イェイガー:185ポンド(83.9キロ)
リッチ・アトニート:186ポンド(84.3キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョン・ガンダーソン:155ポンド(70.3キロ)
マーク・ホルスト:154ポンド(69.9キロ)
<ミドル級/5分3R>
セス・マシンスキー:185ポンド(83.9キロ)
ブラッド・タバレス:185ポンド(83.9キロ)
<ミドル級/5分3R>
カイル・ノーク:185ポンド(83.9キロ)
ジョシュ・ブライアント:185ポンド(83.9キロ)
<ミドル級/5分3R>
クリス・カモージー:186ポンド(84.3キロ)
ジェームズ・ハモーティ:186ポンド(84.3キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ジェイムス・マックスウィーニー:231ポンド(104.7キロ)
トラビス・ブラウン:251ポンド(113.8キロ)