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【TUF Nation Finale】際立つ闘志、カフマンがスミスを返り討ち

2014.04.17

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・カフマン(カナダ/5位)
Def.3-0:30-27. 30-27, 30-27
レスリー・スミス(米国)

昨年4月にインヴィクタFCで熱戦を繰り広げた両者の再戦、スミスはシェイナ・ベイズラーの代役アマンダ・ヌネスの代役として、急遽UFC出場が決まった。開始直後に右ストレートをカフマンが見せ、打撃戦は火ぶたを切って落とされた。首相撲からヒザを突き上げたカフマンは、スミスのハイをブロックしてローキックを蹴り込む。バランスを崩したスミスが立ち上ると、カフマンはワンツーを連続で打ち込む。レスリーもパンチを返すが、劣勢は否めずここでカフマンが組みに来たことはラッキーだった。

ケージ際で体を入れかえた両者、距離をとるとカフマンがアッパー。スミスも前蹴りを繰り出すが、カフマンのワンツーの圧される。距離を詰めたスミスの両ワキを差してヒザを突き上げたカフマンは、距離を取ると左ローからワンツー、さらに右ローを蹴り込む。ワンツーを返したスミスは、続けてエルボーを放っていく。カフマンも左のエルボーを返し、ヒザ蹴りから右ストレートをヒットさせる。残り1分、蹴りも交えてパンチを出すスミスは、足が揃い気味に。首相撲でスミスを崩したカフマンは右フックを入れ、右アッパー、クリンチアッパーでラウンドを締めた。

2R、カフマンの首相撲に左右のフックを放つスミス。距離を取るとカフマンがワンツー、首相撲からヒザを突き上げる。手数、精度で上回るカフマンが右ストレートからコンビネーション、ダーティボクシングで試合をリードする。パンチを受けながら、下がらず手を返すスミスはテンカオを繰り出す。組んでのヒザ、エルボー、そしてアッパーと攻撃の手を弛めないカフマンは右を1発受けると、逆にパンチを2発返す。

残り90秒、引き続き激しい打撃戦を続ける両者、ストレートが相打ちになるも、カフマンは近距離ではヒザやアッパー、離れて右ストレートと攻撃を続ける。シングルを狙ったスミスだが、カフマンはギロチンで防ぎ、距離を取ると右アッパー。スミスもエルボーを返すが、カフマン優勢のまま2ラウンドが終わった。

3R、左ジャブから右ストレート、さらに右ローに右フックと攻めるカフマン。スミスも打ち返すが、組み合いに転じてカフマンがケージに押し込む。削った直後に右ストレート、左から右をワンツーで入れ、組みつくカフマン。その後、アッパー、右クロスと強さを見せつけ、残り40秒でテイクダウンに成功する。最後の10秒は互いに足を止めての打ち合いに。ここで試合終了となり、カフマンがスミスを返り討ちにした。

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