【The Shooto OKINAWA07】宮城が鎌田を左ヒザで沈め「あと少し、死ぬ気で頑張って上を目指したい」
【写真】試合運びからKOしたヒザ蹴り、そして試合後の所作に至るまで宮城は凛々しかった(C)SHOJIRO KAMEIKE
<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
Ded.1R1分05秒 by KO
鎌田悠介(日本)
開始早々、宮城の強烈な右ローの音が会場に響き渡る。サウスポーの鎌田を蹴りで追い詰めていく宮城。相手の左ストレートをかわした宮城は、ポジションを入れ替え、右ストレートを当ててケージを背負わせた。そして四つで組み、鎌田をケージに押し込みながら、首相撲に切り替えて左ヒザを突き上げる。この一撃が鎌田のアゴを捉え、ダウン。宮城が左パウンドの追撃を浴びせると、すぐにレフェリーが試合をストップした。
このヒザ蹴りを狙っていたという宮城。「ランカーとしてノーランカーに差を見せつけたかった。年齢も年齢で、自分もどうかなと考えることもありました。それでも振り返ってみると、選手として死ぬ気で頑張るということを、長らくやっていなかった気がします。もうあと少し、死ぬ気で頑張って、ここから上を目指したいと思います」と語った。
さらに大会後、このKO勝ちで宮城が大会MVPを獲得している。