【DWCS2022#05】打撃もテイクダウンも粗いアギラーが、フェヘイラにギロチン極めて一本勝ち
<フライ級/5分3R>
ヘスウ・アギラー(メキシコ)
Def.3R1分56秒by ギロチン
エリソン・フェヘイラ(ブラジル)
パンチ振りまわし、ローを蹴ったアギラーが距離を詰める。左で待ち受けられ、シングルに出たアギラーが、姿勢を乱しながらも持ち直す。飛び込んで右を入れたフェヘイラがスリップする。両者、力が入ったなかでアギラーがテイクダウンを決める。頭を抱えてギロチン狙いのフェヘイラが、リセットして引き込む。
タイトに入ったように見えたが、頭を抜いたアギラーがスタンドへ。大振りのパンチで距離を詰めたフェヘイラが組まれても逆にテイクダウンを決め、スクランブルでギロチンへ。ここも極めきれず、アギラーがケージにフェヘイラを押し込む。後方への投げを狙ったアギラーに体重を掛けたフェヘイラがマウントを奪取。背中を見せたアギラーは腰を上げて前方に落としに掛かるが、ヒザをついて背中を伸ばされようになる。もう一度腰を上げたアギラーが結果的に上を取り、思い切りパウンドをふりまわして時間となった。
2R、シングルレッグでテイクダウン狙いのアギラーは、足を抜いたフェヘイラとの距離を詰めてケージに押し込む。ここもフェヘイラが逆にボディロックテイクダウンを決める。腰を切って腕十字狙いのアギラーは、腕を抜かれるとシングルからハイクロッチでリバーサルを決める。背中を譲ったフェヘイラは、特に仕掛けがなく待ちのアギラーに対して、一旦引きこんでスクランブルを狙う。
アギラーはここでバック奪取から両足をフックさせるとネルソンで仰向けに。アギラーは後方から殴りつつも、ポジション重視で時間が過ぎる。結果としてフェヘイラが胸を合わせて残り10秒でトップを取り返しラウンド終了。
最終回、思い切り左右のフックを振るい、左を当てたアギラーが組んでダブルレッグでリフトアップ、テイクダウンを決める。フェヘイラはクローズドガードを取り、防御に徹する。後方回転からスクランブルに持ち込もうとしたフェヘイラのシングルを切ったアギラーが、ギロチンから引き込んでタップを奪った。