【BRAVE CF60】クレイトン・シウバが、スピニングバックフィストでマフラをKO
<スーパーライト級/5分3R>
クレイトン・シウバ(ブラジル)
Def.2R2分42秒by KO
レオナルド・マフラ(ブラジル)
3月大会で暫定王座決定戦に挑むも、劣勢のなかで後頭部にパンチを受けてNCとなったシウバと、マフラの一戦。鋭い右ローを蹴るマフラに対し、長身のシウバはローを繰り出す。一気に距離を詰めて首相撲からヒザ蹴りを狙ったシウバに対し、マフラはワキを潜ってバックに回る。胸を合わせて離れたシウバもダブルレッグを狙うが、切られて打撃戦へ。と、シウバはここでもシングルレッグへ。切られてクリンチのなかでエルボーを打たれたマフラの動きが落ちる。
離れて前蹴り、ジャブ、関節蹴りを繰り出すシウバのレンジに入りたいマフラが、なかなか踏み込めないでいるとヒザ蹴りを被弾する。それでも右オーバーハンドをヒットさせたマフラは、シウバのダブルレッグを切ってローを蹴り込む。続く右オーバーハンドにダブルレッグを合わされたマフラは、スクランブルでバックを許しRNCを狙われる。ここはしのいだマフラは、右ボディから右オーバーハンドを顔面に決める。さらにローとリズムに乗ってきたマフラだが、シウバが右フックを当てて時間となった。
2R、開始直後に鋭い左右のフックを放ったシウバが、前蹴りでマフラを突き放す。マフラも右ローを返し、パンチとローの勝負に。シウバのパンチの距離が、マフラのローの距離というなかで踏み込んだマフラが右を当てる。シウバはダブルレッグ、切られると離れて左フックを入れる。その位置では右ローを蹴られるシウバは、距離を詰めて首相撲からヒザを突き上げる。パンチで首相撲を振り払ったマフラは、ワンツーからローというコンビネーションを決める。
スピニングバックフィストを空振りしたシウバだったが、右から左を狙って踏み込んだマフラに完璧なタイミングで右スピニングバックエルボーを決める。後方に倒れ、頭を抱えて戦闘意欲を失ったマフラだが、レフェリーは試合を止めない。仕方なしという風にパウンドをシウバが落としたところで、ようやくレフェリーがストップをかけた。