【ADCC2022】スクランブルを制しスーフィーを抑えた岩本健汰が2-0で勝利し、世界大会出場権獲得!!!!
<77キロ級決勝/8分1R>
岩本健汰(日本)
Def.2-0
シラジ・スーフィー(豪州)
世界大会まであと一歩、岩本の相手はスーフィーはアマMMAも戦う黒帯柔術家だ。やや上背のあるスーフィーからダブルレッグでテイクダウンを奪った岩本、マット際のためマット中央で再開に。足を捌きパス狙いの岩本は、足を掴まれそうになるとバックを奪取する。腰をずらしてエスケープしたスーフィーの反応も良い。一旦座った岩本は立ち上がり、スーフィーはリバースデラヒーバから足を取りに行く。岩本は足を抜き、距離を取ろうとしたスーフィーが場外近くになったので中央、立ちでリスタートに。
立ちレスの展開でもマットの端を取るスーフィーが、シングルレッグへ。岩本が防御するとすぐに外に出てしまう位置での攻防になる。場外にすぐに出るスーフィー、横のマットに出てもレフェリーが流す。体育館の床に近くになり、ブレイクを命じたレフェリー、立ちの展開が続き残り4分──ポイントが入る時間帯に。
岩本のダブルをがぶったスーフィーは、煽ってバックを狙うが左足を取った岩本が上を取り切る。一度、背中に乗られた状態でスーフィーを落としたので岩本にポイントは入らない。上の岩本、ガードのスーフィーという形で、試合はセンターで再開される。足回しが速く、大きなスーフィーがニーシールド、岩本は立ち上がって足首を掴み頭を低くダイブする。
ニーシールドで止めに来るスーフィーに、足首を掴ませない岩本。残り75秒でスーフィーが立ち上がった。中央でリスタート後、煽るスーフィーのダブルを切った岩本のシングルに、場外逃避のように外に出たスーフィー。レフェリーは同じ態勢で再開させる。ここで前転した勢いで上を取ろうとしたスーフィーだが、直ぐに向き合い足を掴んで抑えた岩本に2Pが入る。そのまま時間となり、岩本は前回大会の66キロ級に続き、今回は77キロ級を制し、9月の世界大会へのチケットを手にした。