【UFC113】デイビス、ゴーレーから2度のダウン奪う快勝
■第5試合 ウェルター級/5分3R
マーカス・デイビス(米国)
Def.2R1分23秒/TKO
ジョナサン・ゴーレー(カナダ)
【写真】デイビスは右から見事な左ショートアッパーを決め、ゴーレーをノックアウトした (C) ZUFFA
距離を取る両者、ゴーレーのテイクダウン狙いに対し、テッポウのようにポジションを入れ替えスタンドに戻ったデイビス。サウスポーの構えから強烈なパンチを見せるデイビスだが、そのプレッシャーに負けないようゴーレーはテイクダウンで勝負をかける。テイクダウン狙いをギロチンで切り返したデイビスに、ゴーレーは首を抜きパウンドを落とす。
一度はリバーサル狙いから立ち上がったデイビスだが、直後にゴーレーはダブルレッグでテイクダウンを奪い返すと、インサイドからパウンドを集中し、アキレス腱固めを見せたところで優勢に初回を終えた。
2R、開始早々、デイビスの左がヒットし、ゴーレーは後方に崩れ落ちる。ガードを取ったゴーレーに対し、デイビスはパス狙い。フックガードから、リバーサル狙いに乗じ、立ち上がったデイビスは打撃戦に戻った直後に右フックから左アッパーを打ち込む。今度は前方に崩れ落ちたゴーレーに鉄槌を落としたところでレフェリーが試合をストップし、デイビスがTKO勝ちを手にした。