【Bellator273】劣勢のエイデン・リーがアイポークで続行不能に。コラレスがテクニカル判定勝ち
<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
Def.3R Technical Decision 3-0:30-27.30-27.29-28.
エイデン・リー(英国)
コラレスが右カーフ、姿勢を乱したリーはスイッチをするが前足を蹴られる。蹴り足を掴んで左フックを打ち込んだコラレスは、尻もちをついたリーをスタンドで待つ。前足に左右のカーフを続けるコラレスは蹴りを散らし、カーフに帰結される。左ボディフックを受けたリーが、ステップインから右ストレートを決める。ここでUSAチャントが起こり、地元のコラレスを後押しする。遠い距離からジャブを伸ばしたリーは、左右に回り右ローを見せる。コラレスもローは入るが、パンチを届かない距離で試合を続けた。
2R、ジャブと左ハイを見せたリーが、構えを変えてサークリングを続ける。そこからステップインして左ハイも、コラレスのステップインには急ぎ距離を取り直す。互いの踏み込んだタイミングが合い、コラレスが左フックを打っていく。左に続く右フックを当てたコラレスが右カーフ、リーは左ミドルを2つ入れる。と、クリンチの攻防から離れたリーが右を見せてシングルレッグを仕掛ける。
コラレスはケージを背負って耐え、ダブルレッグにはゴゴチョークの要領でリーを持ち上げる。ワキの下に頭を押し込み耐えたリーだったが、押し込みをいなさると下になってガードを取る。ニーシールドを畳んだコラレスは自らスタンドに戻り、続いたリーに右フックを入れてラウンド終了となった。
最終回、リーがスピニングバックエルボー、ブロックしたコラレスが右カーフを入れる。ワンツーで前に出たリーは、アイポークがあったとアピールし試合が中断される。詳細は分からないが、見た目では戦いに戻る気配があまり感じられないリー。ファンのブーイングにも頭を下げて、タオルで左目を抑えた時間が長引く。左目が開けられない様子のリーは5分を過ぎて、レフェリーが試合終了を宣言。途端に不満を露わにしたリーだが、テクニカル裁定で勝ち目はなくコラレスに下った。