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【UFN196】学士ファイター=ズヴァイアド・ラジシュビリ、UFC初戦でマルチネスに14戦目の初黒星

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.292-8
ズヴァイアド・ラジシュビリ(ジョージア)

マルチネスが左ローを2発入れ、ワンツーに左を合わせようとする。左ローを続けるマルチネスに組みついたラジシュビリがシングルでケージに押し込む。アンクルピックを切ったマルチネスに対し、ラジシュビリは大内刈りから右腕を差しあげる。ダブルレッグもマルチネスが耐え、ラジシュビリは離れ際に左を当てる。姿勢を乱したマルチネスだが、すぐに立ち上がり左ローを続ける。三日月、ローと左で蹴るマルチネスは左右のローから右ミドルを返すラジシュビリに、左ミドルを蹴っていく。

左カーフを蹴られ右フックを見せたラジシュビリが右ミドル、そして右ストレートを伸ばす。ラジシュビリは右前蹴り、右ストレートと打撃戦を続ける。それでもマルチネスは右ジャブから左ストレート、最後にテンカオを繰り出した。

2R、マルチネスの右手を叩き、右前蹴り、右ストレートを繰り出すラジシュビリが右ローを蹴られる。外から蹴られると、内側からローを返したラジシュビリが踏み込んで右ミドルを蹴り、蹴り足を掴んでアッパーを繰り出す。ラジシュビリの前進に左エルボーを狙ったマルチネスは腹への蹴りをやや効かされたか。左ローから右を振るったラジシュビリが目を気にする。

マルチネスの左ハイをブロックして右を見せたラジシュビリが、右前蹴り、そして左ローを蹴る。右ミドル&右のラジシュビリ、マルチネスも右を返し、左のカウンターを当てる。左三日月を入れたマルチネスが左ハイを狙い、ラジシュビリがガードをしたところで時間となった。

最終回、マルチネスが右カーフを2発。右を被弾するも、すぐに左を打ち返したマルチネスが左カーフを入れる。ラジシュビリはローを返し、右ミドルも2Rに続き組みにはいかない。左ミドルを蹴ったラジシュビリだが、左ストレートを被弾する。続いて右ジャブを当てたマルチネスは左フックにダブルレッグを合わされたが、しっかりとスプロールする。

このダブルを切られたラジシュビリは勢いが落ちたか、右ジャブ&エルボーを被弾し距離を詰められなくなる。動いてジャブを伸ばし、ローと腹と蹴りで距離を支配するマルチネスは、3Rはほぼラジシュビリを完封しワンツーを打ち込む。左前蹴り、ハイとラジシュビリを入れさせなかったマルチネスは試合終了とともに笑顔を見せ、ラジシュビリは観念したように拍手を送った。

初回にフラッシュ気味のダウンを奪ったが、2Rと3Rと間を制されたラジシュビリはUFCデビュー戦で初黒星を喫した。


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