【Road to ONE05】フライ級のガチの潰し合い、和田竜光✖竹中大地戦決定。青木真也は組み技戦へ
【写真】ONE本戦までの繋ぎでなく、痺れるカードがきた!! (C)MMAPLANET
22日(水)、ONE JAPANより10月5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O –Eastで開催されるRoad to ONE05「Sexyama Edition」で和田竜光✖竹中大地のフライ級戦と青木真也がグラップリングマッチに出場することが発表された。
昨年9月大会の猿田洋祐✖内藤のび太に続き、日本人選手のガチマッチが実現する。
DEEPフライ級王者から2018年7月にONEに参戦している和田はリース・マクラーレンとダニー・キンガドとの接戦を落としたものの、ユージーン・トケーロ、グスタヴォ・バラルトに勝利し、5戦目にデメトリウス・ジョンソンとフライ級ワールドGP準決勝で対戦。初回にオタツロックでバックを制する善戦ぶりで、改めて実力を知らしめている。
2020年1月には極度の腰痛のなかイヴァニウド・デルフィーノを判定で破るも、コロナ禍のONE参戦ではヨッカイカー・フェアテックスに──コンペティション・コミッティに再審査を行ってほしい──MMAとしては理解不能の判定負けを喫し、ここまで試合がなかった。
対して竹中大地は修斗環太平洋バンダム級王者から、2018年2月にミャンマー大会でキム・デフォンを相手にONE初陣を飾る(※スタンドのRNCをセットし、キムの前転で頭部を痛打し反則勝ち)。
その後は度重なる対戦相手の体調不良で試合が飛び、2019年2月にようやく2戦目に辿り着いたが、ポジションで圧倒するなかマーク・アベラルドのエルボーで唇をカットしTKO負けとなった。
ONEバンタム級トップ戦線入りへ、レアンドロ・イッサに勝利もユーサップ・サーデュラエフに判定負けを喫した竹中は、フライ級転向を決める。転向初戦は和田に敗れているデルフィーノから、しっかりとRNCを極めて一本勝ちも、シンガポールに招聘されることなく8カ月が過ぎていた。
アンラッキーで済ますことはできないかもしれないが、ONEとの水が合わないのかと思われる黒星を重ねてしまった和田だが、今も日本人フライ級のトップであることは違いない。猿田が内藤を下し、タイトル挑戦権を獲得したように、この一戦が今後の両者のONEでの立ち位置を決めることになる──非常にシビアな潰し合いだ。
また対戦相手の発表はないが、青木真也のグラップリングでの参戦も決まった。今大会は「Sexyama Edition」という副題がついており、秋山成勲がリードカード(プレリミ)の選手を対象にSexyamaボーナスとして、大会ベストバウトの勝者に賞金30万円が贈られる。果たして、秋山色のあるファイターの出場はあるのか。青木の対戦相手とともに、その他の対戦カードの正式発表が待たれる。