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【BRAVE CF52】ATTクロアチア所属のレバノン人選手=ラバンが、モルドバのフラシネックからTKO勝ち

<スーパーライト級/5分3R>
アフマド・ラバン(レバノン)
Def.2R1分09秒by TKO
ビルジリュ・フラシネック(モルドバ)

ATTクロアチア所属、レバノン人ファイターのラバンはキャリア10勝4敗で8度のレバノンのキック王者という肩書を持つ。WKFかテコンドーのようにピョンピョン跳ねるスタンスから右ロー、右オーバーハンドを見せるラバン。その右ローをフラシネックは、モロに受ける。カーフにも右をフラシネックが当てると、ラバンは完全にサイドの構えになり距離を取る。かなり力の入った右をラバンは空振りするが、左ジャブを届かせる。

と、右ストレートを打ちこみフラシネックがバランスを崩す。すぐに立ち上がったフラシネックは構えを変えてローを入れ、左ジャブをヒットさせる。ラバンも左ジャブを入れ、右カーフを決める。ドタバタした打撃戦のなかで、ラバンが右をヒットするとフラシネックが組んでケージ際へ。ラバンがヒザをボディに突き上げて、テイクダウンを許さない。それでもヒザを繰り返したフラシネックが、左エルボーを顔面に打ち込む。さらにパンチ、ヒザを入れるフラシネックは離れて、スラッピーな左右のフックを振るい、ラバンが左右のミドルを返した。

2R、鋭い右カーフを蹴ったラバンに対し、フラシネックがワンツーから右ローを蹴り込む。さらにフラシネックは蹴り足を掴んでケージに押し込むも、離れたラバンが間合を測り左に回る。ここから右オーバーハンドを当て、下がったフラシネックにパンチを纏める。後ろ回し蹴りは空振りになったが、首相撲からヒザをボディに連続でいれKO勝ちを決めた。

「男なら俺と戦え。ベアナックルでリアルな戦いをするぞ」とスーパーライト級エルダル・エルダノフ戦をアピールした。


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