【PFL2021#07】プレーオフ第一弾のアンダーカード決定。シュルチ✖オバメルシェ、ウマラトフに超注目
【写真】シュルチ✖オバメルシェ、2022年シーズンに向けて注目の一番(C)PFL
28日(火・現地時間)、PFLより8月13日(金・同)にフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催されるPFL2021#07のプレーオフ以外の対戦カードが発表された。
ウェルター級=ローリー・マクドナルド✖レイ・クーパー3、ジョアォン・セフェリーノ✖マゴメド・マゴメドケリモフ、ライト級=ロイック・ラジャポフ✖アレックス・マルチネス、クレイ・コラード✖ハウシュ・マンフィオという準決勝が行われる同大会、アンダーカードもライト級とウェルター級で揃えられた。
ライト級1試合とウェルター級4試合という、アンバランスなカード編成だが、唯一組まれたライト級が味のあるカードだ。よもやのレギュラーシーズン敗退となった2018&2019年ライト級ウィナーのナタン・シュルチが、オリヴィエ・オバメルシェと対戦する。
オバメルシェはレギュラーシーズン初戦を欠場し、-1Pの状態で第2戦に臨みマルチン・ヘルドに判定勝ちで快勝も、決勝進出を阻まれた。たらればは言い出すと際限極まりないが、初戦で予定されていたジョイルトン・ラターバッハ戦に出場していれば3Pは手堅く獲得していたことが予想され、実力的にはプレーオフ進出の力は十分に有している。
これも三段論法で仮定の話でしかないが、オバメルシェに完敗を喫したヘルドは、初戦でシュルチに判定勝ちを収めている。順当にいけば元UFCファイターの力を、2度のPFL世界王者に見せつけることになるのか。シュルチが意地を見せられるか。
恐らくオバメルシェが、すぐにUFCにカムバックはないと思われるたけ、ただの2021年シーズン消化マッチではなく──2022年シーズンに向けて両者が生き残りをかけたデモンストレーション&サバイバルマッチとなる。
またウェルター級で断トツの注目株は、マゴメド・ウマラトフだ。カビブ・ヌルマゴメドフがオーナーとなった旧ゴリラ・ファイティングから、新名称となったイーグルFCのウェルター級王者ウマラトフは5月6日にPFLデビューを果たし、カイロン・ボーウェンを右オーバーハンドでKOしている。
ウマラトフに関してはPFL2022年シーズンに向けてというだけでなく、UFCへのアピールも十分にありそうだ。
■視聴方法(予定)
8月14日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook
■ PFL2021#07対戦カード
<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
レイ・クーパー3世(米国)
<ウェルター級準決勝/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
<ライト級準決勝/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
<ライト級準決勝/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
グレイゾン・チバウ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
ブレット・クーパー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
マイカ・テリル(米国)
<ウェルター級/5分3R>
カイロン・ボーウェン(米国)
マイケル・ロンバード(米国)