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【UFN36】崖っぷちの真騎士、減点挽回できず判定負け

<フェザー級/5分3R>
フィリッピ・アランテス(ブラジル)
Def.3-0: 29-27, 29-27, 29-27
マキシモ・ブランコ(ベネズエラ)

前回の試合で反則負けとなっている真騎士は、崖っぷちのアランテス戦。いきなりワンツーから組みつく真騎士、体を入れ替えたアランテスが距離を取る。アランテスのミドルを受けながらもボディから組みつく真騎士。ここもアランテスが体を入れ替えて距離を取るが、真騎士は右ミドルから左右のボディの連打を打ち込み、テイクダウンに成功する。アランテスが足を戻すと、自らスタンドに戻った真騎士は打撃戦に応じる。

アランテスの右ハイをブロックし、右ストレートを入れた真騎士。右ボディをヒットさせた真騎士は、ケージ際に下がったアランテスにボディから顔面と連打を打ち込む。アランテスは怯まず、逆にパンチを打ち返すと真騎士が距離を取り直す。残り1分を切り、飛びヒザで距離をつめたアランテスが右フックでダウンを奪う。グラウンドへ移行し、バックから腕十字を狙ったアランテスだが、真騎士は前方に振り落とし初回を戦い抜いた。

2R、ローキックが足払いのように決まり、テイクダウンを奪った真騎士。アランテスの三角絞めを、らしく2度もスラムで叩きつけて脱出する。スタンドでアランテスを待ち受けた真騎士はシングルを切るが、右を受けてふらつく。試合がオクタゴン中央に戻ると、アランテスはブロックの上からハイを入れ、ヒザ蹴りへ。構えをオーソに変えた真騎士は動きが落ち、手数が少なくなる。

それでも右ボディから左を入れた真騎士だったが、ヒザ蹴りから右を受けて下がる。と、ダブルレッグを決めた真騎士、インサイドガードで呼吸を整え左のエルボーを落す。真騎士は肩パンチを入れるが、残り15秒でブレイクを命じられる。最後のスタンド戦はともに効果的な攻撃はなく試合は最終ラウンドへ。

右ハイから左右のフックを入れたアランテス、真騎士はボディからテイクダウンを狙うもバックを取られそうになる。距離を取り直した両者、ここで真騎士の左ローがアランテスの急所を直撃する。崩れ落ちるアランテスは、すぐに立ち上がることができない。真騎士はペナルティで1Pを失い、大きなハンデに。右ミドルを決めた真騎士は、飛び蹴りからシングルでテイクダウンを奪う。真騎士はアランテスの腕十字にパンチを入れるが、ダメージを与える一発が欲しい。

オモプラッタを体を捩じって逃げようとした真騎士を追いかけ、組みついてアランテスが残り2分30秒を切ったところでテイクダウンを決める。潜りから脇を差して起き上がった真騎士が間合いを測ると、アランテスがダブルレッグへ。アランテスはケージに真騎士を押し込んで、時間を使う。残り50秒でレフェリーがブレイクを命じる。真騎士はローを入れるが、すぐにハイから組みつかれてしまう。ケージに背中をつめたまま時間が過ぎ、距離を取ったところで試合がタイムアップを迎えた真騎士は0-3で判定負けとなった。

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