【BRAVE CF46】キルギス重量級期待のチョモノフ、エローヒンの右フックで鼻と同時に心も折れる
<ヘビー級/5分3R>
コンスタンチン・エローヒン(ロシア)
Def.2R0分38秒by KO
ジルガルベク・チョモノフ(キルギス)
プレリミで勝利した同朋のクバチニエフに続きたい、キルギス重量級期待のチョモノフ。頭を振って左ボディストレートを伸ばすチョモノフに右アッパーを狙う。エローヒンもフックから右ローを蹴り、チョモノフが右ローを蹴り返す。エローヒンはローとフックのコンビで、チョモノフのパンチを待ち受ける。左ボディで誘うエローヒンだが、チョモノフはカウンター狙いを察知してか蹴りを多用する。
蹴りの距離でカーフを蹴るチョモノフ、パンチは遠く踏み込むとエローヒンのカウンターが待っている。エローヒンは左リードフックを入れ、ジャブへ。さらにボディストレートを入れる。ジャブでチョモノフを止めるエローヒンが、右オーバーハンドをヒット。チョモノフはローを2発、エローヒンも右ローを蹴る。チョモノフのハイキックは当たりが浅いが、上への蹴りも巨漢が見せ──観客席から驚きの声が挙がった。
2R、重い右カーフを蹴ったチョモノフが距離を詰めてヒザ蹴りから右ハイへ。バランスを崩したエローヒンは立ち上がった直後に、チョモノフのアッパーに右フックを合わせる。姿勢を乱したチョモノフを追いかけたエローヒンは、左ジャブを入れ、右フックを打ち込む。ここでチョモノフが頭を抱えてしゃがみ込むと、レフェリーが試合を止めた。
キルギス期待のチョモノフ、鼻の骨と当時に心も折れTKO負けとなった。