【WSOF09】岡見デビュー大会でトキーニョが王座挑戦へ
【写真】岡見のWSOF初陣が行われるイベントで、世界バンタム級王座決定戦=マルロン・モラエス×ジョシュ・レティングハウス、世界ウェルター級戦=スティーブ・カール×ホウジマール・トキーニョが組まれる ことが決まった(C) GONGKAKUTOGI
4 日(火・現地時間)、WSOFより3月29日(土・同)にラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで開催されるWSOF09で2つの世界戦が組まれることがプレスリリースにより、正式発表となった。
既にWSOFのツイッターにより公になっていた2つの世界戦は、WSOF世界ウェルター級選手権試合スティーブ・カールにホウジマール・トキーニョが挑み試合と、マルロン・モラエスとジョシュ・レティングハウスの間で争われる初代WSOF世界バンタム級王座決定戦だ。
ラスベガスに本拠地を置くWSOFにとって、今大会は2012年11月の旗揚げ戦、そして昨年6月の第3大会以来の里帰りとなる。メインでは10月のWSOF6でジョシュ・バークマンを破って同プロモーションが認定した初めての世界王者となったカールに、ヒールフックをタップ後も放さなかったことでUFCをリリースされ、WSOFと契約したトキーニョが早々に挑戦することが決まった。
バンタム級王座決定戦に出場するモラエスは、1月大会でライト級王者となったジャスティン・ゲイジーと並ぶ、WSOFの掘り出し物ファイターだ。幼少期よりムエタイを始め、15歳でブラジリアン柔術を学ぶようになったモラエスは、WSOFのデカゴンでミゲール・トーレスやタイソン・ナン等を破り、現在4連勝中。昨年10月のカーソン・ビービ戦では僅か22秒でKO勝ちを収めている。
フロリダ在住だが、試合前になるとニュージャージーでヒカルド・アルメイダ&マーク・ヘンリーの下で、フランク・エドガーらとトレーニングするモラエスは、UFCバンタム級でも上位ランクに顔を出すという声が高い。対戦相手のレティングハウスも昨年10月にアレクシス・ヴィラを判定で下しているとはいえ、下馬評ではモラエス有利は動かない。
「素晴らしいカードとともにホームに戻ってこられることにエキサイトしている。スティーブ・カールはホウジマール・トキーニョと対峙、本当にシリアスな初防衛戦にチャレンジすることになる。マルロン・モラエス×ジョシュ・レティングハウスという驚くべき顔合わせによって、初代バンタム級王者が決まる。近いうちに他のカードも発表するが、ファンが喜ぶカードが並ぶことになる」とレイ・セフォーが語っている。
今回の発表により、岡見勇信のWSOFデビュー戦の会場がハードロック・ホテル&カジノのザ・ジョイントに決定したわけだが、セフォーの言葉を信じ対戦相手が早急に発表されることを待ちたい。