【ONE114 Big Bang02】タイラー・マグワイア、ボディロックTD&コントロールでアギランを削り判定勝ち
<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
タイラー・マグワイア(米国)
Def.3-0
アギラン・タニ(マレーシア)
マグワイアの跳びヒザ後にクリンチに持ち込んだアギランが、ケージに押し込まれる。ダブルレッグに対し、アギランはギロチンを狙う。マグワイアは倒立パスでギロチンを無効化させるも、苦しかったのかガードの中に自ら戻る。このタイミングで立ち上がったアギランは、ダブルレッグからバックを伺い離れる。直後にハイキックでバランスを崩したマグワイアがダブルレッグ&ボディロックでテイクダウンに成功する。
そのままマグワイアがサイドで抑え、アギランのブリッジに体を浮かせたが立ち上がることは許さない。ハーフのアギランにエルボー、そしてパンチを入れるマグワイアが跳ね上がるようにパスを決める。サイドでエルボーを入れたマグワイアは、背中を見せたアギランにスクランブルを許し、ボディロック&小外掛けでテイクダウンからマウントを取られる。アギランはバックマウントに移動し、反撃する力があることを見せて初回を戦い終えた。
2R、直ぐに組んだマグワイアがボディロックテイクダウン。立ち上がったアギランの背中に乗るが、前方に振り落とされる。すぐにスタンドに戻り左腕を差したアギランをケージに押し込むマグワイア。ここでもマグワイアはボディロックテイクダウンを決め、サイドで抑える。マウントに移行したタイラー、アギランは背中を見せてからスクランブルに持ち込んで離れることに成功する。
手数や動きはマグワイアの方が多いが、疲れてきたかバタバタし始める。それでもマグワイアは左腕を差して、ケージにアギランを押し込んでいく。ヒザをボディに突き刺し、体を入れ替えたアギランは、直後にボディロックテイクダウンを取られてしまう。背中に回り、ワンフック&アゴの上からの絞めを凌いだアギランがガードを取り、時間に。
最終回、ローを蹴ったアギランは、マグワイアのクリンチを崩してヒザを入れる。マグワイアはスタンドに戻り、ワンツーを当ててから距離を取り直す。続く左ロングアッパーに、ヒザを合わせたアギランは、そのまま組まれてケージに押し込まれる。左腕を差し返し、ボディロックテイクダウンを切ったアギランが押し込み返す。ここで離れたアギランがショーツの不具合を直すために試合が一時中断される。
再開後、マグワイアはまたもボディロックテイクダウンを決めバックから一気にバックマウントへ。アゴの上から右腕一本で絞めていくマグワイアが、アギランを腹ばいにさせ、続く動きに合わせて上を向かせると肩固めへ。アギランはここも背中を預けてエスケープを図ったが、マグワイアがバックを制し続け、最後のスクランブルも許さずタイムアップに。
テイクダウン&コントロールで、試合を支配したマグワイアが3-0でアギランを破った。