＜ミドル級／5分3R＞
ミズワディレ・ハロンワ（南アフリカ）
Def.2R5分00秒by TKO
ドミニク・ショーバー（オーストリア）

開始直後に左ミドルを決めたハロンワ、ショーバーはローに合わせてテイクダウンに成功する。ハロンワはハーフから左腕を差して立ち上がるとヒザ蹴り&フック、さらに跳びヒザを入れる。間合いを取り直したハロンワは左ストレートに続き右ロー、さらに左ローを蹴る。ハイを空振りしたショーバーが尻もちをつき、立ち上がるとハロンワが右ミドル、スピニングバックエルボーは空路を切る。それでも直後に右ロー、左ミドル、左ハイと怒涛のキック3連発、ここあら左右のフックでラッシュをかけ右エルボー、首相撲からヒザを突きさし倒れたショーバーにパウンドを連打する。

足を捌いて抑えずパウンド、亀になったショーバーはそのまま殴られ、立ち上がり際にヒザを受けて引き込む。ハロンワはパンチを続け、再び背中を見せたショーバーのサイドバックへ。腕を差して立ち上がったショーバーだが、右目じりを大きくカットしておりドクターチェックが入る。試合は組んだ状態で再開されると、ショーバーがダブルレッグでテイクダウンを決める。トップのショーバーがギロチンをセットしていく。足を束ねて、背中を反るショーバーだったが、自ら絞めを解きエルボーの連打に切り替える。動きが無くなったハロンワが、ケージにもたれて座る勝ちでヒジを打たれながら初回終了を迎えた。

2R、左右の蹴りを見せるも、やや疲れた見られるハロンワが左ミドルを入れる。ハロンワは右に回りつつ、前に出て跳びヒザ、続く左ミドルも勢いが落ちている。と、直後にスピニングバックエルボーを決めたハロンワだったが、ダブルレッグでテイクダウンを許す。背中を見せて殴れたハロンワは、引き込むがショーバーがトップからヒジ、拳を打ちつける。ショーバーは下からのエルボーを受け、流血が酷くなる。それでもパンチを続けたショーバーは、ハロンワのシングルを切り、バックへ。ここで時間となった。

完全に持ち直した感のあったショーバーだが、カットを再度チェックされドクターストップに。2R終盤の動きを見ていると、ハロンワは命拾いのTKO勝ちとなった。

PR

PR