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【Bellator250】互角の序盤から、猛攻の最終回。果敢に腕十字を仕掛けたボリッチが、サンチェスに判定勝ち

<150ポンド契約/5分3R>
アダム・ボリッチ(ハンガリー)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
エリック・サンチェス(米国)

ボリッチが左ローを走らせ、サウスポーのサンチェスは右を狙う。右ハイを見せたボリッチは左ロー、右前蹴り、サンチェスも右カウンターを繰り出し、オーソに構えてパンチで前に出る。ボリッチは左フック&右ローのコンビネーション、左ジャブを当てる。ローの空振り後にジャブを入れたボリッチは蹴り足をキャッチし、引き込んだサンチェスにローを蹴る。

すぐに立ち上がったサンチェスに対し、ボリッチは左ボディフックから左ミドルと腹を攻撃する。サンチェスがスイッチすると右ミドルを決めたボリッチが初回を取った。

2R、右ローのボリッチ、サンチェスは右オーバーハンドを狙う。左ローに右ジャブを合わされたボリッチは右カーフ、続いて右ハイを蹴っていく。サンチェスも鋭い左ローを見せるも、腹を守って右ストレートを顔に受ける。続く跳びヒザは距離が合わなかったボリッチ、ボリッチが右エルボーを打ち込む。飛び込んで左を伸ばすサンチェスを左で迎え撃ったボリッチだが、頭がぶつかる。

両者はそのまま試合を続け、ボリッチが右を当てる。残り1分、ボディを抉り、シングルレッグを切ったボリッチはボディへの攻撃を続け左アッパーから右ストレートを狙う。サンチェスは左ボディフック、右オーバーハンドと近めの距離で十分にやり合っていた。

最終回、ジャブからローを蹴るボリッチは、ワンツーで前に出てきたサンチェスに左を入れる。サンチェスも左ジャブを当て、ヒザをかわす。蹴りのフェイントから右フック、直後にヒザというコンビネーションを入れたボリッチ。サンチェスの攻撃が急所に入り、一瞬の中断後にボリッチがワンツー、サンチェスが右ボディストレートから右を顔面に入れる。ボリッチはここで右ミドル、右ボディフックからヒザ蹴りを繰り出す。ボディに続き、右アッパーを決めたボリッチは、首相撲&ヒザ、ヒジとサンチェスを圧倒する。離れてヒザ、右アッパー、右エルボーを入れたボリッチに対し、サンチェスは下がるようになり右エルボーをさらに2発被弾する。

ボリッチは組んでボディロックテイクダウン、マウントを取ってパンチを入れると腕十字へ。かなりヒザが開いており、サンチェスは体を捻って胸を合わせつつエスケープに成功する。極め切れなかったボリッチは下になると三角を狙う。サンチェスは担いでパスから、バックに回りRNCへ。ここで時間となり、果敢な仕掛けで最後に反撃を許したもののボリッチが判定勝ちを手にした。


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