＜ライト級／5分3R＞
アクメド・シェルヴァニエフ（ロシア）
Def.2R2分45秒by TKO
アルマン・ポパル（スウェーデン）

14勝1敗1分、アクマット・ファイトクラブ所属のシェルヴァニエフが間合を図り、右ローを蹴る。ポパルのローにもワンツーを入れ、ローをキャッチしつつ右を伸ばす。踏み込みも鋭いシェルヴァニエフはガードの上から右ハイ、続いて右前蹴りを入れる。ポパルのオーバーハンドは当たりが浅いが、右ロングアッパーやロングフックなど遠い距離からパンチを狙う。

対してシェルヴァニエフは踏み込んで右ストレート、返しの左から右フックと切れのあるパンチを続ける。ワンツーフックのシェルヴァニエフ、ポパルがアッパーを返す。シェルヴァニエフはハイを織り交ぜ、パンチは額で受けるようにして近い距離でストレート、左ミドルを使う。逆にポパルは距離が遠く、大振りのパンチ主体だ。アッパーの踏み込みに右フックを合わせたシェルヴァニエフは、ダブルレッグを切りラウンド終了を迎えた。

2R、ワンツーで前に出たポパルに左フックを打ちこんだシェルヴァニエフは、前進が止まったところで右ストレートでダウンを奪う。ポパルは立ち上がるが、ケージに詰まってパンチを受け、中央に戻っても完全に勢いを失っている。シェルヴァニエフは右クロスをジャブに合わせ、左ミドル。続いてジャブにワンツーから右ストレートを打っていくと、左フックをヒットさせる。ポパルは手を出しても殴られる展開にサウスポーにスイッチ、手が出なくなる。

蹴りに反応しオーソに戻したところで左ストレートを受けたポパルは目に当たったパンチで、顔を両手で覆い完全に動きが止まる。レフェリーが止めるのを待つような追撃をいれたシェルヴァニエフがTKO勝ち、キャリア15勝目を7度目のKOで飾った。

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