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【LFA90】SEI☆ZAで活躍したタバタ・ヒッチがLFAデビューへ。「柔道と柔術が強かった」(小見川道大)

【写真】柔道と柔術でLFAデビューを飾ることができるか (C)LFA

4日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA90「Lazishvili vs Steele」でタバタ・ヒッチが、ケルシー・アーネソンとプロモーション・デビュー戦を行う。

米国ではマッケンジー・ダーンのトレーニングパートナーとして名が知られるヒッチは、エド・ソアレス代表も注目株に挙げる選手で、道着着用変則MMA大会=SEI☆ZAで活躍してきた──日本のファンにも馴染みのあるファイターだ。


1995年、サンパウロ出身のヒッチは現地のムエタイや柔術で活躍し2017年に日本に滞在しSEI☆ZAで活躍した。この間、小見川道大の指導を受けており、講道館柔道初段を与えられている。同期間に行動を共にしたリトアニアのユリア・ストリアレンコは離日後に母国でMMAに専念し、Invicta FCからUFCへとステップアップを果たしている一方で、ヒッチは米国に渡りパラゴン柔術の所属に。それからはノーギワールドの紫帯で優勝、上にあるようにマッケンジーのファイトキャンプでトレーニング・パートナーを務めるようになると、ブラックハウスでソアレスのビジネス・パートナーであるジョルジ・ギマリャエスに見初められ、メネージメントを受けるようになった。

そのヒッチ、MMAは実に5年11カ月振りで、文字通り再スタートなるが、「日本を離れてから柔術が特に成長している」と現状を語っている。

キャリアアップを考えると、絶対に落とせない一戦──対戦相手のアーネソンはアマMMA戦績が1勝0敗で全く未知数だが、体格ではヒッチを上回っているのは計量を見ても明らかだ。

果たして米国&LFAデビューでヒッチはどのようなインパクトを残すことができるのか。日本で彼女を指導した小見川は「打撃はまだまだでしたが、小見川道場にいる時から柔道と柔術が強かったです。明日の試合、楽しみです」と話している。

■ LFA90計量結果

<LFAバンタム級王座決定戦/5分5R>
ズヴァイアド・ラジシュビリ: 133.8ポンド(60.69キロ)
リッキー・スティール: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デヴィン・スミス: 171ポンド(77.56キロ)
マイコン・メンドンサ: 170.6ポンド(77.38キロ))

<ウェルター級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス: 169.4ポンド(76.83キロ)
クリス・ブラウン: 170.6ポンド(77.38キロ)

<バンタム級/5分3R>
マンド・グティエレス: 135.8ポンド(61.59キロ)
モー・ミラー: 135.6ポンド(61.5キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・マクパッデン: 135.8ポンド(61.59キロ)
アラン・ベゴッソ: 134.2ポンド(60.87キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ: 114.8ポンド(52.07キロ)
ケルシー・アーネソン: 114ポンド(51.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャクソン・フィリョ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ダニエル・エルゲーダ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<バンタム級/5分3R>
カルビン・ハーバー: 135.4ポンド(61.41キロ)
オールデン・コリア: 134ポンド(60.78キロ)

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