【Shooto2020#04】ライト級王座決定戦へ、キャプテン☆アフリカ─02─「コブラ会に修斗のベルトを」
【写真】「会長が獲れなかったベルト」を獲りに、キャップは大阪のファンの前で戦う(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
12日(日)に大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで開催されるShooto2020#04 V0l.04のメインで、修斗世界ライト級王座を賭けて川名雄生と戦う──出花宗太郎ことキャプテン☆アフリカ・インタビュー後編。
剛のグラップラーのイメージが強いキャプテン☆アフリカにそのリングネームの由来、師・三島☆ド根性ノ助が巻くことができなかったベルトへの拘りを尋ねた。
<キャプテン☆アフリカ インタビューPart.01はコチラから>
──キャプテン☆アフリカ=組み、極めという印象が強いのですが、昨年11月のAB戦では打撃の真っ向勝負で勝利しました。
「打撃の練習量が増えていることもあって、あの時はAB選手も極めの選手なので打撃でKOを狙うか、組みで勝負するかという選択のなかで打撃戦を選んだんです。実際に相手と向かい合った時に決めようと思っていて、結果的に打撃戦になりました。そこには私も打撃に自信がついてきたというのはあります。それはAB選手も同じように考えていて、打撃を選んだのかもしれないです」
──打撃戦を制したことで、自信がつきましたか。
「自信にはなりました。まだまだ改善しないといけないことも分かりましたし」
──修斗世界王座の向こう側に何を見ていますか。MMAファイターとして。
「そうですね、海外のファイターと戦っていける選手になっていきたいです。修斗はONEと提携しているので、私も修斗の選手ですし──チャンピオンになると選択肢が増えて、必然的にONEに出られるようになります。う~ん……でも、そういうことはまたその状態になってから考えたいと思います(苦笑)」
──これはそもそも論なのですが、なぜキャプテン☆アフリカというリングネームにされたのですか。
「話せば長くなるのですが……まぁ、アフリカに3年ほど大使館の警備の仕事で在中していたことがあるんです。中東のシリアとアフリカのガボンという国で働いていました。もともとシリアにいたのが、ちょうど国情が悪くなって日本人は全員が国外退避という感じになって。でも私は民間からの仕事でいっていて、契約期間が残っていたのでガボンに行くことになったんです。
もともとアフリカに行きたかったので、運命的でしたね」
──ガボンがどこにあるのかも、地図を見ないと分からないです。
「そうなんですよ(笑)。ガボンって言って、それがどこか分かる人に会ったことがないです。どこにあるのから説明する必要があります(笑)」
──警備の仕事ということで、実際に体を使うことはあったのですか。
「大使館のなかのセキュリティが主な仕事で、レセプションとかあるときには要人警護的なことはありますが、そこで柔道が生きたようなことはなかったです。実際、大学を卒業してから柔術の大会とかに出たことはあっても、格闘技の練習をしたことなかったですし。ただ、その柔道での力を買われて、仕事をしていたかと思います。それと仕事でなく、ガボンではプライベートの方で危ないことがありました(笑)。
でもアフリカが好きになって……コブラ会はこういうリングネームにする伝統があるので、三島さんと相談してキャプテン☆アフリカに決めました(笑)」
──修斗ライト級王座は、いわばその師匠である三島☆ド根性ノ助さんが獲り逃したベルトでもあります。
「そうなんですよ。もう、コブラ会の会長が巻けなかったベルトで、その試合の動画を見て自分も本当に悔しい気持ちになりました。それにコブラ会には修斗のベルトがないんです」
──えっ、凄く意外ですね。
「DEEPは三島さん、パンクラスはレッツ豪太選手、HEATが起一さん、岸本選手とレッツ選手がGladiator、手塚(基伸)選手がGRACHANのチャンピオンになっているけど、修斗だけはないんです。色々なベルトがコブラ会にはあるのに、修斗のベルトはない。なので今回はしっかりと勝ってジムに修斗のベルトを持ち帰ります。
大阪に修斗のベルトを……こういう状況でなかなかテンションが上がるイベントがないので、ここでしっかりと勝って再度盛り上がるであろう格闘技界の流れに私も加わって日本を元気にしたいです。道場、大阪、日本を盛り上げていきたいですね」
■プロ修斗公式戦対戦カード
<修斗世界ライト級王座決定戦/5分5R>
川名雄生(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)
<修斗暫定世界フライ級王座決定戦/5分5R>
前田吉朗(日本)
福田龍彌(日本)
<フライ級/5分3R>
小巻洋平(日本)
本田良介(日本)
<フェザー級/5分3R>
南出剛(日本)
服部賢大(日本)
<ライト級/5分2R>
山本健斗デリカット(日本)
ムテカツ(日本)
<バンタム級/5分2R>
西村大地(日本)
宇田悠斗(日本)
<ライト級/5分2R>
青柳洸志(日本)
鍵山onion雄介(日本)
<ウェルター級/5分2R>
林RICE陽太(日本)
石田拓穂(日本)
【プロ修斗観戦ルール】
■開場時間は13時30分としておりますが、ご入場の際の手順に時間の余裕をもたせる為、13時00分よりロビー開場致しますので、諸々のお手続きをお済ませ下さい。
■ご入場の際
・マスクの着用(4歳以上のお客様は必ず着用)
・大阪府指定、コロナ追跡システムの登録。会場指定QRコードのスキャンをお願い致します。
・ご入場の列を形成する場合、お客様同士距離をとってお並び頂きます。
・検温、手の消毒
・チケットの半券はスタッフの前で、お客様自身でお切り頂きます。
■観戦時
・館内での飲食の持ち込みは禁止させて頂きます。
・こまめな手洗い、うがいを心がけてください。
・飛沫感染を防ぐため、暫くの間は歓声や声援ではなく、拍手で選手の応援をお願い致します。
・必ずチケットに記載してあるお席でご観戦下さい。
・立ち見はできません。通路等に立ち止まっている方がいらっしゃった場合、係員がお声掛け致します。お聞き入れ頂けない場合はご退場頂く場合がございます。
■終演後
・規制退場の実施。指定の場所から順番にご退場頂きますので、終演後はご自分のお席でお待ち下さい。
・ゴミが出ないようご協力下さい。ゴミは各自お持ち帰り下さい。
■その他
・選手の会場入り待ち、出待ちはお断り致します。
・選手に触る等の行為はお止め下さい(ハイタッチ、ボディタッチ、握手等)
・選手へのプレゼント、差し入れは辞退させて頂きます。
・選手のファンサービス等は当面の間、実施致しません。
■以下に該当されるお客様のご入場をお断り致します。
・平熱を越える発熱(37.5度以上)
・咳、くしゃみ、のどの痛み等風邪の諸症状がある方
・臭覚、味覚の異常がある方
・同居家族や身近な方に新型コロナウィルス感染が疑われる方がいる場合
・ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方、妊婦の方や体調に不安がある方はご無理なさらず、慎重なご判断をお願い致します。
・当社の興行運営にご協力頂けない方はご退場頂く場合がございます。