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【UFC251】とうとうUFCファイトアイランドが発進!! 7月12日から2週間で4大会 in アブダビ・ヤス島

【写真】先日ファイトアイランド大会は6月27日が濃厚とダナ・ホワイトが発言していたが、7月11日から2週間で4大会が開かれることがついに正式発表された (C)Zuffa/UFC

9 日(火・現地時間)、UFCとアブダビ文化観光省がUAEアブダビのヤス島で7月12日(日・同)から26日(日・同)にかけて、UFC Fight Island大会として4イベントを開催することを発表した。


25平方キロの自然島であるヤス島はアブダビ首長国が進める観光客誘致の目玉といえるレジャー・アイランドだ。この島にはフェラーリのテーマパークであるフェラーリ・ワールド・アブダビ、F1が開催されるヤス・マリーナ・サーキット、ワーナーのテーマパーク、高級ホテルが立ち並んでいる。

既にUFCでは昨年9月にこの島にあるジ・アリーナでUFC242を開催、メインでカビブ・ヌルマゴメドフがダスティン・ポイエーを下し世界ライト級王座の防衛を果たし、佐藤天も出場している。

島は島でも、ダナ・ホワイトの所有する米国内のどこかの島という当初の話からは随分と違う状況になっているが、ヤス島全体がアブダビ文化観光省によってセーフティゾーンと化しているという。この期間中、ヤスアイランドというセーフティゾーンはUFCファイターとコーチ、スタッフとイベント関係者、大会に必要な施設の従業員のみに解放されるという。

「ファイトアイランドで大会を行う案は、インターナショナルショーをパンデミックの間も行う必要性があるから生まれたものだ」とダナ・ホワイトはプレスリリースにコメント。さらに「アブダビは過去10年に渡り、イベントを行うのに素晴らしい場所だった。この手の大会を開催するのにパーフェクトだ。一生で1度の機会のために、アリーナ、プライベート・トレーニング施設、そしてオクタゴンとインフラを整えた。誰1人として、忘れることがない経験になるはずだ。ヤス島から素晴らしい試合を届けることが待ちきれない」と言葉を続けている。

UFCとアブダビ文化観光省は昨年5年に渡る契約を交わしているが、今回の4大会はこの5年に追加されて行われる。第1回大会となる7月12日はPPVショー=UFC251、その後は16日(木・同)、19日(日・同)と26日(日・同)と3連続でファイトナイトとなる。

今回のリリースでは各大会の詳細は引き続き明らかとするとされているが、UFC251ではメインでUFC世界ウェルター級選手権試合=王者カマル・ウスマン✖挑戦者ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ、UFC世界フェザー級選手権試合=王者アレックス・ヴォルカノフスキー✖挑戦者マックス・ホロウェイ、UFC世界バンタム級王座決定戦としてピョートル・ヤン✖ジョゼ・アルドという3つの世界戦に加え、フランキー・エドガー✖ペドロ・ムニョスのバンタム級戦などが組まれるという話も伝わってきている。いずれにせよ、正式発表を待ちたいところだ。

新型コロナウィルス感染拡大により、世界のMMAはほぼストップした形だが、UFCだけはこの事態においても勢いづき、独走状態にあるといえるファイトアイランドの正式発表だ。

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