【CJJW2020】所英男がEBI延長戦でスパイダーウェブを選択。アルフォンゾに十字を極め初戦クリア
<フェザー級T1回戦/10分1R>
所英男(日本)
Def.OT by 腕十字
パブロ・アルフォンゾ(米国)
スタンドでも掌底を打ちそうな勢いで、組みに行くアルフォンゾがパンケーキでテイクダウンを奪う。パスからサイドに回ったアルフォンゾにキムラを取りに行った所だが、そのクラッチを利用したアルフォンゾが十字から頭を跨ぎに行く。頭を抜いた所が、逆に腹ばい&左足で頭を跨ぎ、右足は背中の下にある状態でキムラをセットアップしていく。
時間をかけて攻める所はハーフに戻したアルフォンゾにバックを許す。アルフォンゾは腹固め、巻き込んだ所がバックを狙うもアルフォンゾが一気にロールして胸を合わせる。ここで場外となり、マット中央で所のクローズドで試合は再開される。
互いに掌底を見せ、所がワキをすくいにいくとアルフォンゾが掌底をボディから顔面に打っていく。立ち上がったアルフォンゾは太腿に掌底を入れ、隙を見ては顔面を殴る。その殴る仕草からパスを仕掛けたアルフォンゾに対し、所は三角絞め&掌底を打ちつける。胸を張り、三角を防いだアルフォンゾ。所はシッティングから掌底、背中をつけて腰を切り腕十字。腕を抜いてバックを狙うアルフォンゾに対し、スクランブルからバックを取った所が腕十字を再び狙う。
左足で頭を刈られた所がスクランブルへ、バックを取られながら最後は四の字でバックを制し、掌底から腕十字──も場外に。マット中央で再開と思いきやタイムアップになり、EBIオーバータイムが始まってしまった。
シートベルトを選択したアルフォンゾからエスケープした所は、スパイダーウェブを選択。アルフォンゾの右腕を伸ばし、準々決勝進出を決めた。