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【LFA81】堀内佑馬、一歩届かず。レアンドロ・ゴミスにスプリット判定負け

<バンタム級/5分3R>
レアンドロ・ゴミス(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30
堀内佑馬(日本)

堀内佑馬のLFA初陣。オーソからサウスポーにスイッチするゴメスが、右を伸ばし二段蹴りを繰り出す。堀内の肩口への蹴りから左ローを蹴ったゴメスだが、続くミドルをキャッチした堀内がテイクダウンに成功する。ハイガードからクローズドガードのゴミスに対し、堀内はボディに細かいパンチを打っていく。ゴミスは足関節狙いからスイープに成功し、ケージに堀内を押し込む。

左腕を差して立ち上がった堀内を内股で投げたゴミス。堀内はすぐに立ち上がってケージにゴミスを押し込む。残り2分を切り再び投げを打ったゴミス、スクランブルから離れた堀内は右ストレートを伸ばし、左右のローを見せ、さらに右ストレートを打っていく。ゴミスは右を打ち返し、後回し蹴りへ。堀内は左に右を合わせ、右ミドル、ロー蹴ったところで初回が終わった。

2R開始直後、ゴミスが右ストレートを当てる。ユーマ・チャントをバックに堀内はパンチを振るって前に出るとケージにゴミスを押し込む。ゴミスのジャンピングガード狙いから距離ができると、ゴミスのパンチが堀内を捕らえる。堀内もワンツーに右を当て、左をよけて右をもう一度ヒットさせる。ゴミスは打撃戦に呼応したと見せかけて、飛び込むようにダブルレッグ・テイクダウンを決める。

堀内はすぐに立ち上がったが、その力を利するようにゴミスがすぐにテイクダウンを取り直す。スイープを察知された堀内が、スクランブルでバックを譲るが前方にゴミスを振り落とし、足を蹴っていく。ブレイク後、打撃の攻防になるとゴミスが左に回る。左から蹴りを入れる堀内が左右のフックから左ハイ、左ミドルを蹴っていく。さらに終盤に左ジャブを当てた堀内、ゴミスは蹴り足を取られながらパンチを繰り出しタイムアップ、試合は最終回に。

3R、疲れを隠せないゴミスに対し、堀内は左ジャブを伸ばす。構えを変えるゴミスが左を当てるが、堀内も左ジャブを返す。ここで堀内は痛いテイクダウンを取られると、スタンドでバックを許して時間が使われてしまう。正面を向いたところでテイクダウンを許した堀内はギロチンへ、ゴメスが体を捻って引き込むとスタンドに戻る。

打撃で逆転を賭ける堀内は右アッパー、テイクダウンを切ってワンツーを伸ばす。右を入れた堀内は左ジャブ、続く左ハイをキャッチされてテイクダウンを許す。かついでバックに回ったゴミスを落とした堀内は、ここもスタンドで待ってローを蹴る。ブレイクが掛かり、スタンドに戻されたゴミスに左の蹴りを繰り出した堀内は、右アッパーを突き上げる。完全にガス切れのゴミスだが、堀内はシングルからバックに回れてしまう。すぐに正面を向き、ダブルレッグを決めた堀内はパンチをまとめてタイムアップに。

初回はゴミス、3Rは堀内。2Rの序盤のテイクダウンと組みでのゴミスの攻勢と、終盤の堀内の反撃──どちらがジャッジは優勢とするか。結果、スプリットでゴミスの勝利が告げられたが解説のパット・ミレティッチは「ホリウチが勝っていた」と言い切っていた。


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