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【UFC241】140ポンドのキャッチ戦、大きなバーミュデスに組み勝ったケニーがオクタゴン連勝

<140ポンド契約/5分3R>
ケイシー・ケニー(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
マニー・バーミュデス(米国)

サウスポーの構えのケニーが飛び蹴りを見せる。左右をローを入れたケニーに対し、バーミュデスが右を当てる。フライ級でも戦えるケニーは、140ポンドのキャッチウェイトではさすがに小さいか。柔道ベースのケニーをボディロックからテイクダウンしたバーミュデスはヒザ十字を潰してハーフで抑え込む。ケニーはフルガードに戻すも、バーミュデスがパスのプレッシャーを強める。ここからスクランブルに持ち込んだケニーは、胸を合わせた状態から払い腰を決める。

サイドを取られたバーミュデスが、逆ハーフからバックを伺う。ケニーはウィザードで耐えてスタンドを選択。右から左、後ろ回し蹴りを見せたケニーが初回を取ったか。

2R開始早々に組んだバーミュデスがボディロックからワキを潜ってバックへ。そのままテイクダウンを奪う。ケージを蹴り、後方回転からトップを取ったケニーはサイドハーフでRNCへ。腰に手を回してクラッチしたバーミュデスが耐えると、顔面にエルボーを落とす。担ぎパスでサイドに回りつつバックを伺うケニーが後方から鉄槌を打ち、バックに乗り過ぎと判断するとスタンドへ自ら戻った。

ミドルハイを蹴り合った両者、疲れが見えるケニーは内股を潰されバックを許す。ワンフックでバックを取ったバーミュデスだが、前方に落とされケニーがパンチを打ちこむ。ケニーはそのままトップを維持し、この回も取った。

最終回、フィニッシュが必要なバーミュデスはプレッシャーを掛けて右を放つ。足を使って回っていたケニーが左を打ち返す。バーミュデスはワンツーをヒットさせ、組まれてもヒザをボディに入れる。首相撲からボディロックの態勢になったケニーは、ボディロック&小外掛けでテイクダウン。バーミュデスがケージを蹴ってブリッジし、リバーサルに成功する。

ケニーは下で防御に徹し、バーミュデスがハーフでギロチンを狙う。左腕を差して防いでケニーはニーシールド、そしてハーフへ。バーミュデスはスイープを潰してマウントを取りに。足を戻したケニーは、タイムアップと同時にケージに上がり勝利をアピールした。

結果、ジャッジ3者が29-28をつけケニーがオクタゴン連勝、レコードを13勝1敗1分けし「キャッチ戦で、今日の彼は重かった。バンタム級で僕はベストグラップラーだと思っている」と勝利を振り返った。


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