【Road FC47】ミランダと打撃でやりあったバオソルグロンだが、テイクダウンを切れず判定負け
<72キロ契約/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.3-0
バオソルグロン(中国)
ラッシュガード着用のミランダは、バオソルグロンのワンツーに左フックを当てる。効いた風でもなくパンチを振るって前に出たバオソルグロン。ここで組みついたミランダが、すぐに離れる。ローから右フックと遠い距離から飛び込むバオソルグロンは、ミランダを相手に真っ向から打撃勝負を挑み、テイクダウン狙いに投げを打っていく。それでもミランダはダブルレッグでテイクダウンを奪い、足を一本抜くがバオソルグロンがフルガードに戻し、動きが止まる。
クローズドガードを取りミランダの右腕を抱えるバオソルグロンは、左のパンチも巧妙に防ぐ。残り1分、ミランダは左の鉄槌&パンチを打ち、右手が抜けるとアキレス腱固めへ。直後にタイムアップとなった。
2R、バオソルグロンは後ろ回し蹴り、ミランダは左ミドルを返す。ミランダは右アッパー&左フック、さらに果敢に前に出て来るバオソルグロンの打ち終わりに左を合わせる。ブレイクが掛かり、バオソルグロンが掴んだのかラッシュの緩みを気にするミランダは再開後に組みついてガードへ。ヒール狙いも足を抜いたバオソルグロンがトップを取ってパウンドへ。
ミランダはすぐに組み付くが、倒し切れずまたもヒールを狙う。体を捻ってスケープを図ったバオソルグロンは、ミランダのバック狙いにも離れる。さらに左ボディアッパーを決めたバオソルグロンは、後ろ回し蹴りをボディに被弾してもバランスすら崩さない。
距離が詰まると、ラッシュを掴んだバオソルグロンにイエローカードが提示される。リスタート後、ローに右を合わせるバオソルグロンは打撃こそ互角にやり合うが、ダブルレッグでテイクダウンを許し鉄槌を打たれながらラウンド終了を迎えた。
最終回、バオソルグロンの左ジャブに対し、ミランダが左ミドルを入れる。さらに前に出ながら右アッパーをヒット。ここでバオソルグロンのヒザ蹴りが急所に入り、試合がまたも中断する。再開後、遠目の距離から右ローを入れたバオソルグロンだが、パンチのクリーンヒットはない。ミランダは左ボディを当て、テイクダウン狙いも切り返されマウントを取られる。すぐにミランダはスクランブルからスタンドに戻ると、バオソルグロンの右ローをキャッチしてテイクダウン。
バオソルグロンはブリッジでリバーサルし、スタンドへ戻る。ワンツーを当てながら、バオソルグロンはここもダブルレッグでテイクダウンを許し、試合は残り1分に。と、早目のブレイクが入り、試合がスタンドに戻るもミランダは下になってヒール狙い。離れたバオソルグロンに続いて立ち上がったミランダは、最後に右を当ててタイムアップを迎えた。
力強さはあったバオソルグロンだが、要所でテイクダウンを決めたミランダが3‐0の判定勝ちとなった。