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【DEEP83】バンタム級王座を賭けてソン・ジンスと再戦、北田俊亮─02─「全てを完了させること」

Toshiaki Kitada【写真】試合展開とすればギロチン、フロントチョーク系の仕掛けをどのように組み立てていけるか (C)MMAPLANET

28日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP83 IMPACTでバンタム級王座決定戦でソン・ジンスと対戦する北田俊亮インタビュー後編。

パンクラスイズム横浜所属となり北岡悟のリーダーシップの下、日常生活から変わったという北田が、意気込み過ぎずにソン・ジンス戦への想いを語った。

<北田俊亮インタビューPart.01はコチラから>


──北岡選手は選手一人ひとりへの親身になったケアは、もう驚くほどです。

「北岡さんは練習でも試合でも楽をしようという姿が全くないです。そういう北岡さんが率いるパンクラスイズム横浜に所属し、この練習場に来るだけで、自分が変わりました。

練習時間の空気はピリッと引き締まっていますし、無駄口を叩く人間もいない。それは北岡さんの仕切りがあるからで、練習が始まると皆の目つきも変わります。

1週間の流れのなかでも、土曜日には特別な講師を招いてテクニック指導の時間があったり、14年間MMAをやってきましたが、そこまで丁寧な指導を受けたことがないっていうような内容のクラスを設けてくれています。

先日もマモルさんが来てくれて、これがパウンドを打つメカニズムなのかと本当に勉強になりました。ここで強くならなかったら、どこで強くなるんだっていうぐらいの気持ちでいます」

──その経験をぶつける機会がタイトルマッチとなりました。

「ハイ。自分が良かった時に戻り、そこに加えて進化した部分が出てきています。それを12月の窪田(泰斗)戦では少し見せることができかと思います。もちろん今回は相手が違いますけど、進化した部分を見せることはできると思っています」

──イズムの仲間も試合が続いています。

「そうですね。北岡さんは自分の試合前でも、必死になって練習を見てくれて。現役だったら、自分の試合が近づくと他の人の面倒なんてできないのが普通なのに、出稽古先のTTMにいても、僕のことを見ていてアドバイスしてくれます」

──DEEPでのベルト挑戦も、これを逃すとそうは回ってこないかと思われます。

「そうですね。3年前に大塚選手に挑戦した時も集大成、負けたら終わりという想いでした。ケージの中で戦うということは、そこではもう1人です。誰かが手を出して助けてくれるわけじゃない。あの時も、そういうつもりで戦いましたが、タイトルマッチを戦う空間に慣れていなくて、固くなってしまいました。

逆に大塚選手はあの場に慣れていました。彼はタイトルマッチも大舞台も何度も経験してきたので。だから、今回はあの時の反省を生かして、もう集大成とか最後だとか考えて重圧が掛からないようにしています。そうしていられることも、成長かと捉えています。

気持ちは高ぶっていますが、冷静でいることができています。それがここに来て学んだこと。イズムで進化した自分を見せたいです」

──やはり期待はギロチンです。

「ガチっと入れば取れます。ただし、向うも分かっているだろうし研究してくるでしょう。まず寝ないだろうし。と同時にギロチンへの反応を他の技に生かせるというのもあります。全てを見せます。

このキャリアだからこそ、出せる部分があるように思えます。3Rが終了した時は動けなくなっているぐらい出し切ります、ペース配分を考えたうえで」

──前回のタイトル戦は判定になると、試合全体での評価だったのが今回はラウンド毎です。

「そこもしっかりと頭に入れて戦います。詰将棋になるのですが、全てを取るつもりです。逆に最初を落としても、2Rと3Rがあるとも考えることができます。

イズムに来てから僕が心掛けているのは、一つ一つの動きを完了させるということなんです。練習でもそうだし、日常生活でもそう。中途半端にせずに終わらせる。

普段の行いが、試合でも出て来る。そういう想いでやっているので、日常生活から変わってきました。なので、試合中もどのような状況でも変わりない。必要な時に、必要なことをやり切りますッ!!」

■DEEP83 対戦カード

<DEEPウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]住村竜市朗(日本)
[挑戦者]佐藤洋一郎(日本)

<DEEPフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]和田竜光(日本)
[挑戦者]高橋誠(日本)

<DEEPバンタム級王座決定戦/5分3R>
北田俊亮(日本)
ソン・ジンス(韓国)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
堀尾竜司(日本)
結城将人(日本)

<ライト級/5分3R>
ツォゴーフ・アマルサナー(モンゴル)
武田光司(日本)

<46キロ級契約/5分2R>
しなしさとこ(日本)
ジョン・イェジン(韓国)

<ミドル級/5分2R>
桜井隆多(日本)
片平なぎさ吉幸(日本)

<63キロ契約/5分2R>
CORO(日本)
朝倉未来(日本)

<ストロー級/5分2R>
ランボー宏輔(日本)
村元 友太郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗(日本)
小川顕広(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
石神保貴(日本)

<フェザー級/5分2R>
横山恭典(日本)
ムン・ギボム(韓国)

<バンタム級/5分2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
バータル・アズジャブハラン(モンゴル)

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