＜女子ストロー級／5分3R＞
ランダ・マルコス（カナダ）
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジュリアナ・リマ（ブラジル）

右を見せて左ローを蹴ったリマに対し、マルコスは一気に距離を詰めてケージに押し込んでいく。右腕を差して態勢を入れ替えたリマだが、すぐにケージを背負わされてしまう。何度かポジションチェンジを繰り返し、ケージ際の攻防が残り40秒まで続きリマがテイクダウンに成功する。スイープからマウントを取ったマルコスがパンチ&エルボーを落としたところで初回が終わった。

2R、遠い距離から飛び上がる様に前蹴りを見せるリマ。ローから左ミドルを放つと、マルコスが飛び込んで組みつく。ここもテイクダウンを取ったのはリマで、マルコスのリバーサルを許さずハーフから細かいパンチを落とす。と、ブレイクが掛かりリマは不満を露わにする。そのリマが左のハイを放ち、直後にマルコスがテイクダウンに成功する、

マウントを取り、重いパンチ&鉄槌を落とすマルコスは、足を戻されてもハーフから小手を巻いて右のパンチを連打する。リマはクローズドガードに戻し、ハイガードから仕掛ける。ヒジを開いて三角を許さなかったマルコスがトップをキープしラウンド終了を迎えた。

3R、フックで前進したマルコスが組みに行くと、ケージに押し込まれながら払い腰でテイクダウンを奪う。マルコスは左パウンドを連続で打ちつけ、首を抱えて防ぐリマは厳しい状態が続く。残り2分でパスしたマルコスに対し、リマは体を捻ってスクランブルに持ち込み立ち上がる。

マルコスはすかさず金網にリマを押し込む。時間が過ぎるのを持てば良いマルコスは、体を入れ替えられても、再び押し返したところでタイムアップを迎えた。結果、フルマークでマルコスが勝利を収めた。

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