【UFN119】11日前のオファーを受けたルケが、プライスをダースチョーク葬
<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)
Def.2R4分08秒by ダースチョーク
ニコ・プライス(米国)
11日前に試合出場を受けたルケがまず右ローを蹴っていく。プライスも左ローを返す。やや距離を置いた状態から、前に出てパンチを出す両者。ルケはローと左ジャブを多用する。プライスも左ジャブを繰り出し、ルケの前進を止める。飛びヒザで飛び込んだルケだが、これは当たらず。ジャブの打ち合いに続き、ルケが右ストレートをヒットさせる。
ボディ&フックを入れたルケに対し、プライスは前蹴りで距離を取ろうとする。続く飛びヒザをキャッチしテイクダウンを狙う仕種も見せたプライスだが、初回はルケが攻勢だった。
2R、ルケがワンツーからローを蹴る。プライスはワンツーを被弾し、飛びヒザを受けそうに。大崩れはないが、劣性のルケがついに右フックで動きが止まりかけ、続く局面の連打で組もうとする。テイクダウン狙いを簡単に切ったルケは右オーバーハンドから左フックでダウンを奪うと、パウンドから起き上がってきたプライスをダースチョークで捉える。しっかりと首を固め、後方に一回転しタップを奪った。
「まずローで削って、彼のパンチを殺したかった。僕はいつだって戦える準備をしている。UFCのビッグファイトは急にめぐって来るものだから。足とボディを攻めて、飛びヒザで決めたかったけど、それはできなかったよ(笑)」とルケは勝利を振り返った。