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【Shooto】殴り続け、最後は右アッパー。川名がABをKOし環太平洋ライト級王座奪取。そして小谷戦へ

<修斗環太平洋ライト級王座決定戦/5分3R>
川名雄生(日本)
Def.2R2分11秒 by KO
AB(日本)

いきなり左フックを振るって前進した川名、これをかわしたABが組みついてシングルレッグでケージに押し込む。右ヒジを入れた川名は右腕を差して耐えるも、ABがシングルに戻して尻餅をつかせることに成功する。ウィザードも拳の位置が低い川名だが、立ち上がって体を入れ替えたダブルレッグで倒していく。

ABがキムラで耐えるが、川名はテイクダウンしてバックコントロール。左のパンチを入れていく。前方に崩しつつパンチを入れた川名が、最後に立ち上がって右をヒット。初回を取った。

2R、右を当ててダーディボクシングの川名が、右ストレート、アッパー、ヒジを打っていく。さらにABの首相撲を押し返し、右フックをテンプルに打ち込む。ABは右目尻をカット、右だけでなく、クリンチアッパー、さらに右ストレートからダーティボクシングで川名が猛攻を仕掛ける。

それでも倒れないABに対し、川名も攻め疲れを恐れず右アッパーを打ち抜きKO勝ちを決めた。環太平洋ライト級のベルトを巻いた川名は「3度目でようやくベルトを巻けました。でもまだ環太平洋なので。修斗の天辺には世界のベルトがあります。またそこに挑戦できるように、次の試合──川名×小谷直之、見たいだろう? 絶対に面白いから」と改めて小谷戦をアピール。

ケージに入った小谷は「前回と違って反応があって良かった。シーンとしていたら出てこないでいようと思ったけど。これだけ盛り上がると……。逃げたと思われたくないので、10月やろうと思います」と川名の呼びかけに応じた。

そして「小谷直之越え、必ず達成します」という川名のマイクが大会を締めた。


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