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【UFN106】ムンジアル王者モラエス×ADCC優勝ハモス、組み技は一度もなくモラエスが判定勝ち……

<ウェルター級/5分3R>
セルジオ・モラエス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ダヴィ・ハモス(ブラジル)

注目のトップ・グラップラー対決。ハモスは9日前のオファーを受けてUFCデビューを果たした。そのハモスがワンツー、モラエスは右オーバーハンドから飛びヒザを見せる。粗めの打撃戦が続き、やはり寝技師対決は組みの展開にはなかなかならない。パワーのあるパンチを遠いレンジで繰り返すハモスに対し、モラエスも遠目から蹴りを見せる程度の攻防に終始した。

2R、モラエスの右ローにハモスが右を狙う。ジャブと前蹴りで距離をキープするモラエスだったが、ハモスはその結界を破りケージ際まで追い込んで右を当てる。左ミドルにも右を返すラモスが、右ボディストレートを決める。左フックの相打ちから、続く一手はモラエスの右前蹴り。

ハモスは息が荒くなってきたか。それでもモラエスの前進に左を合わせたハモスが、ペースが上がらないファイトに救われている。残り20秒でのダブルレッグを切ったモラエスだが、手数の少ない戦いに終始した。

最終回、前蹴りを続けるモラエス。ハモスが左を当てる。モラエスは左ジャブと蹴りの間合いを続け、右ミドルを放つ。ハモスの前進に距離を取り、時折り右を伸ばすモラエスはこのままで勝てると踏んでいるような試合展開だ。ハモスも単発で踏み込み、追いかけてもモラエスに間合いを外される。

残り半分となりモラエスが左フックを届かせ、ハモスも左ジャブを当てていき、ニータップからヒザ蹴りを狙う。突き放すのみで、切り崩すファイトがないモラエス。ハモスも局面を打開できる打撃がなく、距離を詰めてショートのワンツーを繰り出してもダメージという面では有効打とはならない。互いに攻撃を被弾して劣勢になるシーンは圧倒的に少なく、ヒットの数と手数勝負となるなか、ハモスは自らの左フックでバランスを崩すシーンも。

ムンジアル王者とADCCウィナーの対戦は、一度も組み技の展開がないままタイムアップに。結果はフルマークでモラエスが勝利──リーチの差がそのまま勝敗を分けた。


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